企業はなぜ、中高年を採用するのか
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「当社が、今回中高年を募集しましたのは、中枢の仕事についてもらうためではありません。
社業が好調なので課長クラスが忙しくなり、その補助的な仕事をしてもらうためです。
年配の方は経験も豊かですので、補助的な仕事ですと即戦力として直ぐ役に立ってくれるでしょうし、
中枢の仕事につけなくても、そんな仕事はもう卒業ずみで、別にどうってことはないでしょうから……」
「中高年を雇う目的は、安い賃金ですむからです。
30歳代40歳代の若い人は、安い賃金では、ローンの支払いや家族を養うには少なすぎると敬遠してしまいますので……」
これは、私が面接を受けた数人の人事担当者が中高年を雇うための基本的な考えとして異口同音に口にした言葉です。
つまり、企業は、補助的な仕事を安い労働力と経験豊かな即戦力で補うために、中高年を雇うのです。
中高年は昨日まで会社の中枢で先頭に立って働いていたわけで、この中高年を雇う理由にカチンとくるかもしれません。
中高年が再就職をはたすには、企業のニーズに合った意識改革が必要なのです。
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