求人(企業)は何歳から中高年を、転職ではなく再就職の対象とするのか
序章 “転職後”のことを転職前に知っておく意義とは?/第1章 転職を決めてから入社前までのポイント/第2章 新しい会社に入社してから気をつけるポイント/第3章 転職後のトラブルを解決する/第4章 転職に成功した例&失敗した例/第5章 転職後、いい仕事ができる人の条件
いろんな職場で作業することが多いので人間関係にはいつも苦労しています。
転職でなくとも派遣先でも役に立つ内容が満載です。
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終身雇用全盛期のころは単純明快でした。
ほとんどの企業の定年は60歳で、それまで、よほどの事情がある者以外は辞めませんでしたから、「定年退職した中高年」は61歳からだったのです。
当時は、60歳定年まで勤め上げた後、そろそろ再就職……、とご当人も求人(企業)も考えるのが「世間相場」だったのです。
しかし、終身雇用が崩壊し、リストラ・繰り上げ定年(早期退職優遇制度など)・会社倒産などで60歳定年前に会社を辞めざるをえなくなった中高年が増えた今、
そんな61歳からそろそろ再就職という世間相場も崩壊してしまいました。
52歳で会社を辞めた中高年が、
「自分はまだ若い。定年退職した中高年扱いは真っ平御免、層が違う再就職はイヤ、平行移動の転職を希望する」
と頑張ったとします。
問題は、求人(企業)が、それを受け入れるか、ということです。
20社の人事担当者にアンケートをとり、それをみてみますと、求人(企業)が再就職扱いをする中高年の年齢は
・50歳になると、定点退職した中高年とみなす求人(企業)が出てくる
・54歳までは、転職できる可能性が残っている
・55歳以上は、全て再就職扱いされる
ということです。
これは、個人差や企業差で変わるでしょうが、大体こんなもんだと自分の気持ちを整理して再就職に挑戦することです(セールスポイントがほとんどない、一般の中高年を対象としています)。
厄介なのは、56歳や57歳になっても、並々ならぬ転職への強い希望を持ち続けている中高年です。
こういう方は、働きたいという気持ちはあるものの、結局働くことができず、もんもんと中高年世代をすごすことになるのです。
なお、中高年にとって、再就職は決して恥ずかしい選択ではありません。
むしろ中高年にとって、仕事を楽しみ、そして中高年文化を若者に伝えるという最後の大仕事を成し遂げながら痛快な人生がおくれる極めて自然で望ましい選択なのです。
各職種とも年齢の上限は厳しいですが、「平行移動」である中高年の転職は、ほとんど不可能であることがわかります。
したがって、これらの職種を卒業した(定年した)中高年の場合は、後に述べるように、「縦の移動」となるこれらの職種の補助的な仕事に就かざるをえないのです。
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