中高年の再就職の為の出発点とは
転職だから社会人としての常識は持っていて当たり前。
問い合せ電話のかけ方から面接当日のふるまい方(会場への到着から退出まで)まで再確認できる。
経験者だからやる気の主張だけではダメ。
必ず聞かれる質問と模範回答&NG回答を解説、逆質問を効果的に使う方法も伝授する。
情報・通信、マスコミ、アパレルなど業種別の傾向と対策、同業種、未経験、フリーターからなどタイプ別の傾向と対策など個別の事情も掲載。
面接官に好印象と信頼感を持ってもらうための面接術をすべて公開。
転職活動の際に購入しました。
いろんな業種向けのパターンが載っているので自分なりにアレンジして活用させてもらいました。
結果、面接はバッチリ! 見事一発採用できました^^
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港区のあるオフィスに毎朝、中年男性が吸い込まれて行く。背広で通勤電車に揺られて通う姿はビジネスマンそのものだが、実はこの人たちは失業者。
通勤先は、退職したホワイトカラーに再就職のノウハウを提供するA社。約四百人が登録、ここで教育を受けている。
来訪者の多くは四十代から五十代前半で、大企業で部課長級の管理職を務め、一千万円を超える年収を取っていた人たちだ。
また、最近、人材派遣業界に大手電機メーカーの部課長級五百人の名前と肩書などが書かれたリストが出回った。
会社が退社させたい人物の一覧表を作り、『ヘッドハンティングにみせかけて転職させて欲しい』と持ち込んだものだ。
解雇してイメージが悪くなるのは困るという会社による『逆スカウト』作戦である。
以前、マスコミでこんな報道が相次いだ。
大変ショッキングな内容であるが、まんざらマスコミの騒ぎ過ぎ、とはいえない面もある。
それどころか、このような失業の不安が、あなたの周辺に全くないといい切れるだろうか。
なぜ、こんなことになったのか。
その理由、背景は、次の新聞記事を読んでいただくとはっきりわかる。
「現在の日本の終身雇用や年功序列などの雇用秩序は五%程度の高い成長を前提にしているうえ、高齢化社会を想定してはいない。(中略)これまでは若年層が多いピラミッド型だった年齢別の労働人口構成が高年齢層の方が多い逆三角形になる。
数が多く賃金の低い若者と少数で高賃金の中高年に基礎を置いてきた終身雇用と年功序列は必然的に維持できないことになる」(『日本経済新聞』朝刊)
つまり、今、中高年のホワイトカラーに失業の不安が迫っているのは、一時的な不況による人員整理とは本質的にちがうのだ。
終身雇用と年功序列は、高度成長とピラミッド型の年齢構成を前提としていた。
ところが、経済の成長は鈍化し、年齢構成が逆ピラミッドになった。
つまり終身雇用、年功序列を支えていた基盤が共に崩れてしまったわけである。
ここで中高年のホワイトカラーに雇用不安、失業問題が起きているのを、単にバブルがはじけたための一時的な不況のせいだから、しばらく辛抱すれば、不安も解消すると考えるのは「甘い」といわざるを得ない。
では、中高年、特にホワイトカラーとしてはどうすればよいのだろうか。
どうすれば、「生き残り」できるのか。
その前に、
・一体、中高年ホワイトカラーは、そんなに失業の恐怖に怯えなければならないのか
・再就職あるいは自営業などで新しい仕事を成功させることは、そんなに難しいことなのか
についてまず触れておきたい。
結論的には、「中高年ホワイトカラーの前途は、そんなに悲観的とはいえない」と私は考えている。
ただし、周囲の情勢はさらに厳しくなっているのは事実であり、雇用環境も悪化している。風雲は、急を告げているのだ。
それに、中高年ホワイトカラーの将来を楽観的に考えるといっても、手放しでいてよい、というわけには行かない。
今後は、それぞれの人の条件によって、いろいろ事態はかわって来ることが予想されるからである。
どうかわって来るか。
何もしないで、手をこまぬいている人は、身の置き所がない後半生が待っていることを覚悟しなければならないだろう。
これに対して、それなりの手を打った人には、まさに、「人生、五十五歳からがおもしろい」といえる、「第二の人生」を実現できる可能性がある。
どのような手を打つか
「かわろう」と決意することがすべての出発点である。
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