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狙われるのは転職したくない人です
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人的ネットワークへの投資
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人的ネットワークが最も自分を評価してくれる
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人材紹介機関を上手く利用する方法
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これから求人ニーズが高まる職種と業界
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人材市場で起こっていること
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過去の中高年求人は、今の求人でもある
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中高年求人の情報収集の具体的な方法
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再就職した先輩・知人から、情報を入手する
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ボランティア・社会福祉関係の仕事も人気が出始めた
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日曜大工・日曜園芸など、職人・専門職の仕事
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シニア・団塊世代・中高年の知識、教養、経験を活かそう
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狙われるのは転職したくない人です
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日本でも人材マーケットに自由化の波が押し寄せてきた。
国際化という大きな流れの中で、モノやカネだけでなくヒトの自由化が潮流となった。
そのうえ、ビジネス環境もすごいスピードで変化している。
従来のように企業内で新人を養成していく時間の余裕もなくなった。
一方、働く者の側から見れば、組織側の勝手な人材配置に対しても抵抗感を強く感じるようになった。
働き盛りの者にとっては年功序列制に対する不満もある。
価値観がいろいろと変わってきたのだ。
そこで、転職という言葉がビジネスの表舞台で使われるようになった。
昔は転職というと、会社が倒産したり解雇されたりして無職の状態になり、不本意ながら職を変えざるを得ないというニュアンスがあった。
だが、最近は転職というと、華やかな明るいイメージだ。
新しい地位で収入も大幅に増大し、働きがいのある仕事内容でやりたいことができる。
皆が心のどこかでは望み求めているような積極的な意味をもってきた。
自分の能力に少しでも自信のある人は転職の可能性を考えてみる。
自分の現在の状況を冷静な目でながめてみると不満な点が多い。
自分よりも劣っていると思われる人が自分よりも優遇されている。
同じ企業内、しかも常に近くにいる人と比較して差があると、強い不公平感を抱くものだ。
ほかの企業で働いている友人が破格によい条件のもとにあっても、うらやましくは思うものの即座にあきらめがつくが、同じ企業内ではそうはいかない。わずかの差が大きな不満の種になる。
現在の職場の悪いところばかりが目につく心理状態になると危険だ。
外のものがすべてよく見えてくるからである。
もともと隣の芝生は美しく見えるものだ。
そのような状況の下でヘッドハンターから声をかけられると、心は揺れ動く。
希望に満ちたイメージばかり描いて、新しい天地を夢見て心はおと躍る。
しかし、冷静に現状と未来像との比較をしなくてはならない。
また、声をかけられたからといっても、まだ候補者として確定したわけではない。
可能性があるかどうかを探ってきたにすぎない。
ヘッドハンターによっては、たいして調べもしないで手当たりしだいに電話をかけてくる乱暴なのもいる。
ヘッドハンターに全くアプローチされない場合は、自分の従事している職種が時代の脚光を浴びていないと考えてよい。
あるいは、自分の経歴や積み重ねてきた知識や技能が、時代遅れになりつつあるカテゴリーのものなのかもしれない。
同じ職種についている人が多くいて、その中での自分の能力が優れていないのかもしれない。
ヘッドハンターから声をかけられたら、その職に興味がなくても一度会ってみるとよい。
自分の人材マーケットにおける位置がよくわかるし、その将来性についても概略を知ることができる。
また、会って話を聞けばひじょうに明るい将来の展望が開ける可能性もある。
目を広く見開き柔軟な姿勢で対処し、チャンスがあれば見逃さないようにするべきだ。
新しい仕事に対しておおいに興味を抱いたとしても、すぐに飛びついてはいけない。
人は逃げようとすると追いかける習癖がある。
だから、人の興味を引こうと思えば逃げてみるとよい。
しかし、相手が追いつけないほど遠くに逃げてしまったのでは意味がない。
追いかけてくることのできる範囲内で逃げてみせ、追いかけてくるとまた逃げるが、その距離が徐々に短くなるようにする。
すると相手も知らず知らずのうちに一生懸命追いかけることになる。
このテクニックを無意識のうちに上手に使って男性の関心を引いている女性は多い。
おおいに見習うべきだろう。
すぐに飛びついたのでは軽く見られてしまう。
いかにも物はしそうなのもよくない。
すぐに転職しようとするのは、現状に対する不満足の度合いがかなり強い証拠でもある。
求められている人材は、現在の職場でも重要な役割を果たし、なくてはならない人になっていなくてはならない。
したがって、たとえ現在の諸条件はよくなくても、重用されており、企業内での将来は約束されている。
それなりの待遇を受けているので居心地はよいはずだ。
そのような優秀な人材が求められているのだ。
優秀なヘッドハンターが狙うのは転職をしたくない人である。
現状に満足している度合いが強ければ強いほど、ヘッドハンターは意欲を燃やすのだ。
転職のマーケットにおいては、人材についての判断はその人の過去の実績や経験・知識などに基づいてなされるが、企業が実際に買うのは将来の可能性にはかならない。
そこで、勢いがついていて上昇気流に乗っている人が狙われるのだ。
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人的ネットワークへの投資
米国のレストラン・チェーン産業におけるマネジメントの実態を調査・解明することで、従来の組織理論を超える「複合形態」論が主張される。
現代組織のゴーイング・コンサーン化に必須な「自己補正力」と「自己再生力」は如何にして創出されるのか。
具体的な事例が豊富に展開されるハーバード・ビジネス・スクール出版会の秀逸な経営書。
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支援者となる人達とのつきあいを大切にするための出費や時間は、自分にとって投資と同じ意味があります。
まず、形式的、儀礼的なことですが、日頃からきちんと挨拶を交わし、何かしてもらったときには必ずお礼を述べ、電話やメール、書状などで改めて、自分で直接メッセージを発信することが大切です。
書状1枚を書くのにも30分前後の時間がかかり、意外と面倒なものです。
最近はだんだんなくなってきた習慣かもしれません。
それだけに「きちんとした人」であるという評価を得ることができ、好印象で受け止められます。
こうした行動を継続していけば、単なるテクニックではなく、実際にそうした律儀な行動が身についた人間になっていくことも可能です。
ネットワークはあくまでも人間の集団です。
人間的なつきあいが基本にあるので、家族同士の交際や、お手伝い、人の紹介など、時間に加えて対人的なエネルギーも費やされます。
対人折衝というのは、苦手な人にとって苦痛となることもある、「人間」を消耗する機会でもあります。
しかし、打算で嫌いな相手とつきあうようなことをせず、要は同じ人間同士、いつもの自分をみせてつきあえばよいのです。
相手から誘われるばかりでなく、自分から誘うというのも相手に好意を示す行動です。
仕事が忙しいからと面倒がらずに、時には意識的に時間を作る努力も必要でしょう。
とはいえ、いつ会っても成長しない自分を見せていては、かえって逆効果になりかねません。
やはり、いつも前向きに、何かに挑戦する気持ちを持ち続けていたいものです。
また、「困ったときはお互いさま」といいますが、場合によって、相手の仕事や家庭のことに知恵や労力を提供してあげるのも、大切なことです。
打算ではなく、日頃から相手の立場に立って、相手の発展や利益を考えてあげる本物の好意を自然に出せる訓練をすることです。
自分を肯定するなら、相手に対しても肯定的な態度で接するのが当然ですが、これには訓練が必要です。
多くの人は自分に対して肯定的でも他人に対しては否定的であるのが一般的です。
なかにはその道で、自分を卑下してしまう人もいますが、この2つのパターンはいずれも円滑なコミュニケーションを阻害します。
自分と相手の両方を正当に認め、肯定的な発想を身につけることで、自然に人的ネットワークの輪を広げていくのが正攻法です。
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人的ネットワークが最も自分を評価してくれる
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履歴書だけ送付というのはあり得ない!最後まで読ませる“職務経歴書”の書き方。
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最も有利な転職方法は、縁故などの人的ネットワークを活用することです。
結局は、自分をよく知ってくれている人が最も評価してくれ、高い値段をつけてくれるものです。
昔から「縁故採用」という言葉がありました。
通常はその会社の経営陣や、外部の強力な関係者からの依頼によって、特に新卒採用の場面で縁故採用をしてきました。
この方法が好ましいものかどうかは別にして、これも人的ネットワークを活用した転職方法のひとつであることに間違いありません。
自分にとって有効なネットワークには、自分自身が直接交流のある人達の第1次グループと、その人達が持つネットワークである第2次グループとがあります。
第1次グループは普段から接触している取引先や仕入業者、親族、学友、趣味のサークルなどですが、人材紹介機関や求人企業の担当者と比べれば、何倍も何十倍も自分のことをよく理解してくれている人達です。
紹介機関や求人企業は、採用条件と応募者のキャリアを照合し、短時間の面接評価で個人の価値を決めてしまいます。
しかし、第1次グループの人達は理屈や客観性だけで判断せず、もっと好意的に対応してくれる支援者です。
したがって、このルートで就職できれば、通常のルートで入社するより有利な条件を獲得することも夢ではありません。
もし、将来の独立開業を考えているのであれば、転職以上にこの支援者集団を大切にして、普段から誠意ある対応を心がけることです。
たとえ相手が外注先であろうと、見下した態度をとっているようでは、もともとネットワークに入る資格はありません。
相手の立場で改善方法をアドバイスしたり、新しい顧客先を紹介するくらいのことはしても、社内の規則に触れることはありません。
むしろ、仕事の枠を越えて、自分の将来ビジョンを相談したり、自分の態度や行動に対する率直な意見をもらうくらい胸襟を開くことが必要です。
お互いに日頃からプライベートな話のできる関係であれば、転職であれ独立であれ、何らかの形で助けてくれるものです。
ネットワークのなかで自分の価値を上げることも、やはり自分の価値を上げることです。
自分の価値、特に市場価値という場合、あくまでも自分の能力・キャリアが重要になりますが、支援者の信用も個人にとっては大きな価値となります。
この人達がさらに独自のネットワーク(第2次グループ)で支援者を紹介してくれるようなら、これも十分に市場価値があるといえるでしょう。
率直なところ、腕一本で一生渡っていける人は、100人に1人もいるわけではありません。
人間である以上、40歳を超えると徐々に体力、脳力が衰えていくものです。
そのようなときにも、人的なネットワークは重要な意味を持ってくるのです。
人的ネットワークも「商品」のひとつ
人的なネットワークは支援者集団であるとともに、場合によって商品そのものになります。
仕事上、その業界で非常に多くの人脈を持っている人は、それだけで高い市場価値を持っていると評価されることがあります。
また、特別な研究者、経営者層、著名人と直接・間接につながりがあれば、それも一種の商品ということができます。
ただし、個人的ネットワークをあまりビジネスに利用しようとすると、そのネットワークから排除されかねないので、注意を要します。
仕事上のネットワークは即、商品となりますが、趣味などの個人的なネットワークの場合は、日頃から「○○の仕事の場合は助けてあげる」などの言葉をもらっている場合に限られます。
とはいえネットワークは、ビジネスの場面での活用方法を知らなければ、何の意味も持たないただの人の集まりです。
どの人とどの人を組み合わせるとどんな仕事に対応できるのか、重要な資源の活用方向を考えておくことで、いろいろな業種・職種、プロジェクトのニーズに対応できるようになります。
つまり、直接自分ではできなくとも、コーディネイト能力を発揮すれば「○○なら対応できます」とはっきり答えることができるのです。
自分の価値を胸を張って主張できるようになるということです。
こうした資源の組み合わせによるアウトプットを考え出すこと自体、ビジネス能力を高めることになり、自分の商品を増やすことにもなります。
ビジネスの場面では、達成する力が最も重要になります。
直接経験してきたことでなくとも、具体的に対応できるということは、自分に自信を持てる大きな材料になります。
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人材紹介機関を上手く利用する方法
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民間の人材紹介機関、いわゆる人材銀行では、年間数千人から数万人の転職希望者の登録を受け付けています。
こうした機関を利用するには、原則として転職の意志が前提となります。
しかし、会社によっては、「今すぐではないが将来的に転職したい」または「いい会社があるようなら転職してみたい」という希望にも応じてくれます。
企業の採用担当者と普段から接触している紹介機関は、有効な情報源であるととももに、アドバイザーとして利用するとよいでしょう。
登録する際には、一般に、履歴書・職務経歴書に該当する登録用紙の提出、筆記による適性検査・能力検査の受験、面接が行われます。
面接が終わると、面接担当者によって個人の印象やスキル・経験特性、業種や職種の向き不向きなどが記入され、その後の資料として保管されます。
年間数千人から数万人の転職希望者のなかから自分にあった会社を紹介してもらうには、面接でどれだけ印象づけられるかが大きなポイントになりますが、そこで高いポイントを得られても、それだけで安心できるものではありません。
人材紹介機関がセットしてくれる企業との「お見合い」を何回か経験し、なかなか決定に至らないようだと、その後はだんだんと関係が遠のき、最後は忘れられてしまうこともあります。
面接後は必ず求人会社から紹介担当者へのフィードバックがありますが、その内容も担当者の心象に残るので、面接では常にベストを尽くす必要があります。
もともと紹介機関というのは、求人条件が高ければ高いほど、企業から得られる報酬が高くなります。
しかし、高い資質の人材がどこも不足がちのために、通常はある程度能力のある登録者には、実力以上の求人条件の会社も紹介してくれるものです。
逆に、早く決定させようと、定着率が悪く労働条件が厳しい会社でも紹介してくることがあります。
紹介担当者との面談や会社面接の連絡時の会話から、担当者が考えているであろう自分への評価を把握するとともに、その会社のレベルがどの程度かを想定し、どちらのタイプの紹介案件なのか見当をつける必要があります。
後者のタイプの紹介案件が多ければ、自分への評価が低い可能性が濃厚です。
もう一度、紹介担当者の面談を受け正確な情報を収集し、次の作戦を立て直す必要があります。
現在の求人レベル・職種・スキルの傾向を教えてもらい、もう一度自分の売り物・キャリアを考え直していくことが大切です。
とはいえ、人材紹介機関はそれぞれ異なる求人企業を抱えており、しかも業界別、外資・民族系などの得手不得手があります。
担当者にしても同様です。
加えて小規模でシステム化の進んでいない人材紹介機関の場合、最初に面接した紹介担当者と周囲の数人しか自分の登録情報を知らないこともあります。
そのため、必ず複数の紹介機関を利用する必要があります。
求人企業との面接にあたっては紹介担当者から事前に、相手の求める人材像、スキル、経験、自分の売り込みポイントまたは相手先の関心部分、面接時の注意点等を確認しましょう。
面接時点だけのテクニックにとどめるのではなく、自分のキャリア開発の方向性を考える重要な基礎情報が収集できます。
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これから求人ニーズが高まる職種と業界
1章 未経験者ステップアップ成功の方法―ヘッドハンターだけが知っている転職の秘策(「未経験者」なんて存在しない/応募資格「経験3年」は未経験OKのサイン ほか)/2章 キャリアに負けない能力を知る―企業が評価し欲しがる人材の中身(求人のある資格、努力とお金が無駄になる資格/職種チェンジには“適齢期”がある ほか)/3章 自分の可能性をアピールする方法―能力だけでは難関を突破できない(採用現場から導き出したアピールのコツ/欲しい人には採用担当者からウラ情報が流れる ほか)/4章 ドラマチックなビジネスライフのすすめ―成功するキャリア地図の描き方(「好きな仕事」を面白くて稼げる仕事にするには/営業・マーケティング系キャリア地図―外資系で“最先端”を学べ ほか)
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攻撃的なリストラを行っている大企業の動きをみてもわかるように、従来の事業分野から新しい事業分野・新しい事業形態へと、内部の組み替えが行われています。
それに伴い、転職市場の人材ニーズも、同様の動きを見せています。
重厚長大型の産業に関連する求人が減少し、常に新しい技術を必要とする業界、たとえば医薬、情報技術などの求人ニーズが相変わらず旺盛です。
この分野では営業担当者、技術者ともに求人ニーズは多く、いますぐ高い待遇を求めて転職を考えるなら、この分野を最初にチェックしてみればよいでしょう。
ただし、前者はもともとが技術中心のメーカーであるため、たとえ営業系の場合でも、ある程度は理科系の対応力が要求されると考えておくほうが無難です。
後者の情報系の企業では、ネットワーク・通信関連や統合型パッケージソフトであるERP(Enterprise Resources Planning)関連の求人が多く、もともと情報系に強い人や、経営管理の専門知識を持っている人は検討に催します。
情報の分野では汎用機からパソコン、ワークステーションへと垂心が移っているため、従来の情報処理技術者ニーズは減少しています。
とはいえ、10年単位で業界の動きを考えれば、今好調な業界が今後も安泰であるかどうかはまったくわかりません。
まして企業単位では、その企業が10年後も存続しているかどうかは、さらに不確実なものになります。
その意味ではあまり業界や事業分野の安定性にこだわりすぎるのも問題です。
むしろ、本物のマネジャー、本物の技術者を目指し、ひとつの分野で深掘りし、さらに応用範囲を広げていくか、将来の可能性にかけて新しい産業、新しい業務分野にチャレンジしてみるのもひとつの方向です。
実務経験は必須になりますが、金融分野ではリテイル、ホールセールそれぞれの分野で専門性のある人を求めています。
たとえばリテイルなら投信、年金、ホールセールならトレーダー、デリバティブなどの知識・経験があれば、最低、営業担当として採用は可能です。
従来からの職種では、総務、経理の求人は中堅以下の企業で相変わらず多く、若手なら経験がなくとも採用される可能性はあります。
しかし、30歳をすぎた人達の場合には、やはりその分野の専門家としての、「本物」を求められる傾向は以前にも増して強くなっています。
人事分野ひとつとっても求人ニーズはありますが、
賃金や人事制度設計などの企画型のキャリアや知識が求められ、いわゆる現場の実務経験者であるというだけでは、採用されにくくなっています。
企画型業務のキャリアを積む機会がない場合、経験にプラスする知識・ノウハウを、権威あるコース(大学院を含む)の受講や、場合によって資格の取得などで補う必要があります。
営業系では、外資や中堅以下の企業でプロダクトマネジャーのニーズが相変わらず強いようですが、それに該当するキャリアを持った人が不足しています。
ひとつの商品単位の利益責任者という重要な仕事であるため、営業管理者としての経験に加え、広告宣伝や販売促進、チャネル政策など幅広くマーケティングの素養が求められます。
また、将来の可能性にかけて新しい産業、新しい業務分野にチャレンジするなら、未成熟ですが、資源リサイクルや水質・大気などの浄化機器関連、光技術関連、受託業務中心のメンテナンス会社、介護・ヘルスケア関連など、
将来の成長が期待できる分野では、今後求人が拡大していくでしょう。
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バブル崩壊と金融ビッグバンを引き金に、多くの企業ではリストラの一環として人員削減が行われました。
ひところ新聞紙上では、大手企業が数万人単位の人員削減を公表するといったことが繰り返されたのです。
こうした動きは、企業が新しい形に生まれ変わるまで続くものと考えられます。
その新しい形とは、
会社の持つ資源がすべてムダなく運営され、強みを活かしながら、毎年確実に利益を獲得していく経営形態です。
多くの会社では現在、競争に勝てるよう、新しい事業の開発や新しい事業形態への転換を目指して動き始めています。
つまり、新しい会社づくりや新しい仕組みに対応できる人材を必要としています。
逆に、利益を生み出さない事業や部門は廃止または売却されたり、外部への委託(アウトソーシング)の方向に向かいつつあります。
そこで勤務していた人達は、場合によって余剰人員として位置づけられることがあります。
こうした動きにあわせて、企業の「人」に対する考え方も大きく変化を見せ始めています。
つまり、(1)コア(中核・基幹)人材中心の会社運営、(2)人材流動化への対応、(3)スペシャリスト化の推進、(4)自律人材の尊重、(5)派遣やアウトソーシングの採用等々、企業によっていろいろな方向が現れてきています。
あるアメリカの学者によれば、どの企業でも会社の将来を創っていくコア人材は2割、それに追随する人材が6割、そして会社にほとんど貢献しない人材が2割いるといわれています。
この構造はどんなに先進的で好業績の企業でも同様になるそうです。
日本でも同じ状況だと考えられますが、この上位の2割の人材に加えて、「会社に貢献できる、戦力となる人材」も含めてコア人材と捉えている場合もあるようです。
必ずしも選び抜かれたエリートのことだけに限定して考える必要はありません。
とはいえ、会社生活のなかで自分の価値を発揮していくには、特に管理者・開発者などのコア人材としての資質と実績を持った人材になるか、
専門性(スキル・ノウハウ等)とそれを裏付けるキャリアをもった人材(スペシャリスト)を目指し、努力していかなければなりません。
それには、企業戦略や組織運営、業界動向や今後必要になるスキルなどの方向性を読み、自分のコンピテンシーを磨いていくことです。
コンピテンシーとは、成果を出すために自分のなかで取り組む動機、特性、価値観、知識、スキルを統合し、行動に移す能力のことです。
以前と比べると、超一流の企業でも中途採用を頻繁に行うようになり、新しい強い会社作りに余念がありません。
しかし、流動化を受け入れたということは、いつでも中途採用する代わりに、いつでも社員が流出することを許容したということです。
従来の人材を削減する一方で、新たにコア人材を採用したり、一部の業務を外部委託または派遣人材でまかなう傾向は、今後も続くものと考えられます。
企業では、定年による退職金制度も試練に立たされています。
日本の会計制度はグローバルスタンダードに準じて変更されますが、これにより企業にとって将来の負担となる退職金は、企業の業績を大幅に悪化させる大きな要因になってしまいます。
実際、いくつもの大企業で業績悪化と関係なく、従来の制度では将来の退職金を満額支払う能力がないだろうといわれています。
つまり、退職金制度も、今後思い切った変革が待ち受けているということです。
もはや終身雇用を期待する時代ではないという認識に立ち、早く自立した人材としての価値づくりに励むことが大切です。
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過去の中高年求人は、今の求人でもある
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過去に中高年の求人をした会社は、中高年の使用に慣れている会社です。
欠員が出たら、また中高年を雇うでしょうし、新規の中高年の採用を計画中かもしれません。
私の友人で、図書館に出かけて過去数ヵ月間の新聞の中高年求人を調べ、条件のいい会社に片っ端から電話して、
「では履歴書持参で、当社に来てください。一度、お会いしてみましょう」
ということになり、見事に再就職に成功した者がいます。
過去の中高年求人は、求人のシグナルなのです。
繰り返しの求人に注目
求職活動をして気づいたことですが、過去数ヵ月間、かなりの高額給料で、毎土日曜日に必ず中高年の求人をしている会社があるのです。
こんなに条件のいい求人なら、すぐに決まるに違いないと思いながら求人欄を見ていると、それがなかなか決まらないらしく、毎週の求人となっているのです。
いぶかって先輩中高年に尋ねたところ、
「危ない仕事かキツイ仕事か、あるいは会社に無茶苦茶イヤな奴がいて、再就職した中高年が、すぐに辞めてしまうのだろう。
会社の希望するスペック(規格)に合った中高年が、なかなか現われないのかもしれないが」
という返事でした。
その返事を参考に、自信のある方は一度挑戦してみるのも1つの手です。
案外、ピッタリ合った掘り出しものに当たるかもしれません。
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中高年求人の情報収集の具体的な方法
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就職したい会社をいくつかピックアップ
まず10社ほど選び、最終的には、自分の条件(通勤時間、勤務時間、適性など)に合った数社にしぼり具体的な応募(履歴書送付、面接)にうつることです。
中高年にとって、相手企業の選択は、慎重でありすぎるほど慎重でなければなりません。
十分に時間をかけることです。
いうまでもないことですが、再就職後、しばらく経ってイヤになったとしたら、もうそれだけ年齢が加わっているわけですから、それからの再就職は極めて難しくなっているのです。
中高年の相手企業の選択には、��これが最後の一発″という気持ちになることが必要です。
参考のため紹介しておきますが、中高年が再就職までに要した平均期間は約3カ月で、この期間の平均応募企業数は50歳代で4.7社、60歳代で2.6社です(日本労働研究機構の平成10年の調査結果)。
平均で、このくらいの覚悟が必要ということです。
なお、労働省発表の中高年の有効求人倍率(求職者に対する求人の比率)は、0.06(平成11年4月、100人の中高年求職者に対して中高年求人は6件しかない)ということですが、
実際の中高年求人は、そんなに少ないとは思われません。
まず、労働省の資料は、公共職業安定所に申し込まれた中高年求人のみを対象とし、新聞による中高年求人や民間の開拓による中高年求人が含まれていないのです。
それに、分母となる求職者ですが、本当に働きたい中高年以外に、失業保険金欲しさに(働く気はないのに)求職の申込み(失業保険受給の条件)をする中高年も含まれているのです。
つまり、発表された中高年の有効求人倍率が低いのは、中高年求人が限りなく少なく求職者が限りなく多い場合のものだからで、実際の中高年求人が有効求人倍率ほど少ないとは思われません。
したがって、中高年は、労働省発表の中高年の有効求人倍率が低いからといって意気消沈し、再就職をあきらめることはありません。
その値は一つの参考程度に考え、引き続き再就職をはたすべく努力することです。
次の4通りの挑戦により、すぐわかることですが、10社ほど選ぶことは、さほど困難ではありません。
新聞の求人欄、および新聞にはさまれた求人チラシの利用
特に土曜日、日曜日に集中しているので注意のこと。
中高年対象の求人も多数ある。
求人専門雑誌の利用
数多くの雑誌があるが、中高年対象の求人は少ない。
しかし、たまに掘り出し物があるので、必ず目を通すこと。
中高年を対象とした公的機関の利用
地方の場合でも、その地方の役所(市、町など)に相談すれば、同じような公的機関を教えてくれます。
雇用促進事業団(労働省外郭団体)
・全国の職業訓練施設の運営を行なっているので、中高年の職業訓練及び訓練後の再就職に関する全ての情報を収集できる。
・雇用促進事業団の下部組織として��雇用促進センター″が各都道府県に1カ所ずつ設置されている(全国に47カ所あり)。
東京都高年齢者就業センター(シニアワーク東京)
このセンターは、おおむね55歳以上の中高年を対象としたもの。おおむね、60歳以上を対象とした別の��シルバー人材センター″もある。
公共職業安定所(都内18カ所、全国に478カ所ある)
中高年のみを対象としているわけではないが、中高年を含む幅広い年齢層の就職の世話をしてくれる。
人材銀行(全国の主な都道府県に26カ所ある。)
公共職業安定所の機能のうち、��管理職・技術職・専門職の再就職″の機能が分離したもの。結果的に、エリート中高年の再就職を世話する場所となっている。
職業訓練校
・都立高年齢者技術専門校への入学
全国で唯一の、中高年専門の職業訓練校。「ホテルサービス科」「ハウスサービス科」などがある。就職先も学校が紹介してくれる。そこへ就職するか否かは自由。
・生涯職業能力開発促進センター(アビリティガーデン)への入学
雇用促進事業団がホワイトカラーの職業能力を開発する拠点として設立した。数多くの中高年が入学し、再就職先をさがす1つの選択肢として利用している。
・中高年のお見合い訓練の利用
雇用促進事業団が考え出したもので、企業に中高年失業者を受け入れてもらい、相性が合えば社員として採用するというもの。体験訓練は、相性が合わなくても、他の企業で活用できる。
再就職率は大体70%。希望者は、雇用促進事業団に相談すること。
民間の利用
派遣会社への登録
新聞、雑誌の会社広告や求人欄を見れば、どのような派遣会社があるか容易にわかる。
職業別の電話帳(派遣)を利用してさがすのも1つの方法。
少なくとも、10の派遣会社に登録しておくこと。電話をすれば、直ちに登録用の用紙を送ってくる。
中高年の再就職は、相手が見えないので、とにかく「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」が原則。
派遣労働業の対象を原則自由にする労働者派遣法の改正が、1999年6月国会で可決、成立した。
従来の派遣は、秘書、通訳、広告デザインなど26種に限られていたが、このたびの改正により、警備、建設、港湾輸送など除外業種以外は自由となった。
この改正は、若い女性向きの仕事しかないと見られがちの派遣業を一般化し、中高年にも門戸を開くのが目的。
したがって、派遣会社は、新規開拓分野なので、中高年向けの派遣に特に力を入れはじめている。
職業紹介会社への登録
会社をさがすのは、前述の派遣会社の場合と一緒。電話をすれば、直ちに登録用の用紙を送ってくる。
この職業紹介会社は若者向けの��転職″がメイン。
したがって、中高年向けの ��再就職″をさがすのは、なかなか難しいが、意外な��掘り出し物″があるので、必ず登録しておくこと。
中高年の再就職後押しスクールへの入学
新聞や雑誌に必ず広告が掲載されている。
最近、よく目にするのが、高齢者用コンピューターネットワーク技術者の養成スクール。
これらのスクールに入学すれば、再就職先をさがす選択肢が一つ増えたことになる。
アウトプレースメント会社に頼る
この会社は、人員整理の対象となった中高年向けに「再就職のための履歴書の書き方」「再就職先の紹介」などを行なう。
人員整理をする企業が、この会社に業務を委託し、料金は企業が支払う。
この対象となった中高年は感情的にならないこと。
企業がお金をかけて再就職先をさがしてくれるわけなので、気持ちを切り替え、より条件のいい再就職先を見つける一つの手段に利用すること。
この会社は、人材紹介会社と提携し、独自ルートの再就職先を開拓している場合が多い。
リストラの対象となった場合、アウトプレースメント会社を紹介するよう、企業に依頼するのも一つの手。
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再就職した先輩・知人から、情報を入手する
就職活動は、正解のない問題に取り組むようなものです。正解がないだけに、途中で疲れたり、イヤになることもあるでしょう。
本書は、そんな時に勇気づけられるメッセージやわかりやすいたとえ話で、就職活動に立ちはだかる様々な壁を打ち破ることのできる、普通の学生がサラリと読める羅針盤です。
9月になっても内定が出なくて落ち込んでいたときに、友人に貸してもらった本です。
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我々は、情報が閉ざされると、悪いほうへ悪いほうへと想像をふくらませます。
中高年の再就職などという個人的で限られた問題は、こちらがじっとしていると、全く情報が入ってきません。
そのため、テレビや新聞から入ってくる、ちょっとした情報に一喜一憂したり、牛のように酷使される姿を勝手に想像して、一人で恐れおののいたりするのです。
私は、再就職の体験を通じて、実に多くの中高年が再就職をはたし痛快に働いていることを知って驚くとともに、大いに勇気づけられました。
銀行の元役員が駐車場の管理人、大手鉄鋼メーカーの元部長が設備点検員、大手商社の元役員が一般事務の補助、……今はこんな時代なのです。
皆、生き生きとした顔つきで働いています。
休日には、庭いじりをしたり、ゴルフを楽しんだり、オートバイで遠出をしたり、それぞれ働くことをベースとして痛快な中高年世代を通過しつつあります。
ぜひ、再就職した先輩・知人に会って、話しを聞く機会をつくって下さい。
その会話は、再就職について、100倍の勇気を与えてくれるに違いありません。
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ボランティア・社会福祉関係の仕事も人気が出始めた
1章 未経験者ステップアップ成功の方法―ヘッドハンターだけが知っている転職の秘策(「未経験者」なんて存在しない/応募資格「経験3年」は未経験OKのサイン ほか)/2章 キャリアに負けない能力を知る―企業が評価し欲しがる人材の中身(求人のある資格、努力とお金が無駄になる資格/職種チェンジには“適齢期”がある ほか)/3章 自分の可能性をアピールする方法―能力だけでは難関を突破できない(採用現場から導き出したアピールのコツ/欲しい人には採用担当者からウラ情報が流れる ほか)/4章 ドラマチックなビジネスライフのすすめ―成功するキャリア地図の描き方(「好きな仕事」を面白くて稼げる仕事にするには/営業・マーケティング系キャリア地図―外資系で“最先端”を学べ ほか)
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時代の先端をめざすなどというと、コンピュータやハイテクなど、高度な技術・専門的な知識が要求されるものなどを思い浮かべるかも知れませんが、けっして、そうしたものだけではありません。
例えば、こころにかかわるような仕事も、現在の最先端に位置するものといってもよいでしょう。
まやかしだったとはいえ、新興宗教が、これほど連続的に社会問題になった時代はありませんでした。
これまでも、宗教をめぐっては、さまざまな社会的問題はありましたが、最近問題になったものが、これだけ人のこころをとらえたというのは、人びとが求めるものに対して、何かしら強烈に訴えるものがあったからにちがいありません。
ボランティア活動を始めた理由の第一に「社会のために何か役立ちたかったから」をあげている人が三人に二人という高率を示しています。
物質的に満たされた成熟社会になればなるほど、逆に、満たされないものを感じるのかも知れません。
こころ、生活、自然(環境)など、資本主義的な経済発展を目標に、がむしゃらに進んできたなかで軽視されてきた分野が、経済の低成長率が続く時代に改めて注目を集めています。
企業といった枠を超えて、人間にとって本当に大切なものは何か…を考えてみれば、今だからこそ求められているものは数多くあるのではないでしょうか
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時代の変化が生み出す需要にも着目
転職だから社会人としての常識は持っていて当たり前。
問い合せ電話のかけ方から面接当日のふるまい方(会場への到着から退出まで)まで再確認できる。
経験者だからやる気の主張だけではダメ。
必ず聞かれる質問と模範回答&NG回答を解説、逆質問を効果的に使う方法も伝授する。
情報・通信、マスコミ、アパレルなど業種別の傾向と対策、同業種、未経験、フリーターからなどタイプ別の傾向と対策など個別の事情も掲載。
面接官に好印象と信頼感を持ってもらうための面接術をすべて公開。
転職活動の際に購入しました。
いろんな業種向けのパターンが載っているので自分なりにアレンジして活用させてもらいました。
結果、面接はバッチリ! 見事一発採用できました^^
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労働省職業安定局の「中期雇用ビジョン」のなかで、新しい産業構造に対応して雇用構造も変化していくと予想されるものとして、社全構造の変化と技術変化がとりあげられています。
社全構造では、地方分権・高齢化・資源制約・ゆとり社会などがその例としてあげられています。
一方、技術変化では、新素材・バイオテクノロジー・情報通信・環境などがあげられています。
これらの例は、時代の変化に対応して求められているものということができるでしょう。
いわば、時代の先端に位置づけられているといってもよいでしょう。
さらには、時代の変化にともなって、従来の枠組みだけでは対応しきれない、新たな枠組みをつくることを求められている仕事も出現してくることでしょう。
近い将来、六〇歳以上の人が四〇%を超えるような時代になれば、高齢者を、いくらか若い高齢者が看護・介護するというような状況がたくさん生まれてくるわけです。
もちろん、社会福祉行政がどうあるべきかといった問題もありますが、高齢化社会の問題ひとつとりあげても、今までとは、まったく異なった仕事が必要となってくるにちがいありません。
これからは、時代の変化が生み出す需要にも着目していきたいものです。
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日曜大工・日曜園芸など、職人・専門職の仕事
団塊世代よ、老後を甘く見るな。
せまりくる絶望の老後を生きぬくには、横並びの意識を捨て、大切な自分のお金を守ること。
ファイナンシャル・プランナーとしての専門知識、各種サイトからの情報、また取材から得た知識を駆使し、データを添えて説く。
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土日に、ホームセンターやDIY(ドゥー・イット・ユアセルフ)店をのぞくと、店内は、家族連れで満員御礼状態です。
グリーンセンター(園芸店)も、ほとんど似たような盛況ぶりです。
日曜大工・日曜園芸といえば、息の長いテレビの番組にもなっているほど、関心や人気がすたれることはありませんでした。
今、以前にも増して関心や人気が高まっているようです。
週休二日制が定着し、自由時間が増えたことも、その要因のひとつにあげられるのではないでしょうか。
「国民生活自書」によれば、趣味・娯楽分野での園芸・庭いじりの行動者率は三五%、日曜大工は一四%となっています。
カラオケの約四四%と比べても、園芸・庭いじりは健闘しているといえるのではないでしょうか。
カラオケは、ひとりでというより、何人かで、あるいは大勢で一緒に楽しむものですから、日曜大工にしても、かなり健闘しているといってもよいでしょう。
若いころから修業を積んで鍛えあげた大工や造園職人には及ばないにしても、準プロ級くらいにはなれるのではないかと、いささか腕に覚えがあるのなら、この際、本格的に業界に参入してみてはどうでしょうか。
新しい世界に、夢を託してみてはどうでしょうか。
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体力を活かす仕事も選択肢に入れよう
1章 未経験者ステップアップ成功の方法―ヘッドハンターだけが知っている転職の秘策(「未経験者」なんて存在しない/応募資格「経験3年」は未経験OKのサイン ほか)/2章 キャリアに負けない能力を知る―企業が評価し欲しがる人材の中身(求人のある資格、努力とお金が無駄になる資格/職種チェンジには“適齢期”がある ほか)/3章 自分の可能性をアピールする方法―能力だけでは難関を突破できない(採用現場から導き出したアピールのコツ/欲しい人には採用担当者からウラ情報が流れる ほか)/4章 ドラマチックなビジネスライフのすすめ―成功するキャリア地図の描き方(「好きな仕事」を面白くて稼げる仕事にするには/営業・マーケティング系キャリア地図―外資系で“最先端”を学べ ほか)
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テニスクラブが、いつのまにかゴルフ練習場に変わっていた。
単位面積あたりの集客数、回転率からいけば、ゴルフ練習場の方が、はるかに収益率が上回ることからすれば、当然のなりゆきだったのかも知れません。
まして、日本の公園は固い込まれたものばかりで、あれをしてはいけない、これをしてはいけないと、広い空間でちょっとしたスポーツを楽しむといったこともできにくくなっています。
都市部では、公的な野球場や球技場などの施設を借りるには、多大の努力を払わなくてはならないのが一般的です。
日本のスポーツに対する考えの貧しさの現れなのかと嘆いてみても、そう簡単に事態は改善されそうにありません。
やむなく、今流行の駅前のスポーツ施設で、ちょっと運動を…ということになるのでしょうか。
仕事帰りに一杯飲むだけではなく、いい汗をかこうという習慣も定着しつつあるようです。
総務庁の「家計調査」によれば、書道、英会話、水泳教室などの月謝類が、教養・娯楽費のなかで、大幅な伸びを示しているようです。
反面、教養・娯楽耐久財の伸びは著しく低下し、モノからサービスへとシフトしてきています。
スポーツ・健康への関心が高まっているなかで、自分自身の体力づくりや健康づくりをもかねて、体力を生かす道を追求してみませんか。
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シニア・団塊世代・中高年の知識、教養、経験を活かそう
著者の転職と会社を興したときの失敗談・成功談をストーリー風に述べられています。
これから独立・企業をお考えの方には、中高年のみではなく、あらゆる年代の方に非常に参考になると思います。
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好きこそものの上手なれ…、今では、あまり耳にすることもなくなりましたが、永遠の真理なのではないでしょうか。
趣味が転じてプロになった…、その道の専門家になった…という例は、それほど珍しいことではありません。
自分の好きなこと、蓄積してきた知識や教養を仕事に直結させていくことができたら、どんなにすばらしいことでしょうか。
大多数の人は、生活のために、食べるために働いているというのが現実なのです。
しかし、今の仕事の延長にどんな道があるのか、仕事で培った知識や教養を生かす道はないのでしょうか。
自分の趣向にあったものを素材にして、なにかを始めることはできないのでしょうか。
多少道は険しくとも、チャレンジしてみる価値は大いにありそうです。
テレビでの自動車のCMといえば、一時代前はファミリーカーが中心で、バブルのころは高級車、そして今はRV車全盛となってきました。
キャンピング用品など、アウトドア関係の売上も伸びています。
これは、自然を求める志向の現れともいえるでしょう。
都市化の進んだ地域に住む人ほど自然を強く求めているという調査結果もあります。
自然が大好きで、詳しいと自認するなら、すぐに仕事とするのは難しくとも、まずはボランティアとして、環境問題などに関心をもってもらう活動もできるでしょう。
身につけた知識や教養を発揮する場をもつことが、人生の充実感をもたらすにちがいありません。
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環環問題のスペシャリストの需要がある
1章 未経験者ステップアップ成功の方法―ヘッドハンターだけが知っている転職の秘策(「未経験者」なんて存在しない/応募資格「経験3年」は未経験OKのサイン ほか)/2章 キャリアに負けない能力を知る―企業が評価し欲しがる人材の中身(求人のある資格、努力とお金が無駄になる資格/職種チェンジには“適齢期”がある ほか)/3章 自分の可能性をアピールする方法―能力だけでは難関を突破できない(採用現場から導き出したアピールのコツ/欲しい人には採用担当者からウラ情報が流れる ほか)/4章 ドラマチックなビジネスライフのすすめ―成功するキャリア地図の描き方(「好きな仕事」を面白くて稼げる仕事にするには/営業・マーケティング系キャリア地図―外資系で“最先端”を学べ ほか)
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大洪水が発生したり、異常な暑さあるいは寒さが続いたり、異常渇水になったりと、このところ、地球規模での異常気象が指摘されています。
こうした現象を地球レベルでとらえてみると、いったい、これからどうなるのだろうと気になってしまいます。
二酸化炭素の増大による地球温暖化現象、開発による森林の減少、酸性雨の問題など、地球環境問題は、全地球的な重要課題といえるでしょう。
日本では、高度経済成長のなかで、いくつかの公害問題を発生させてきました。
開発・発展イコール善であるとの図式は崩れ去りました。
これだけの技術の進歩がありながら、あまりにも、多くのものを失ってしまいました。
今や、自然との共生というテーマは、全世界共通ともいえるでしょう。
日常の生活とも無縁ではありません。
これからは、地球にやさしい消費生活、労働のあり方などが、真剣に問われていくことになるでしょう。
アプローチの仕方はさまざまですが、消費、労働、公害問題などの分野でも、スペシャリストの存在がますます必要になっていくのです。
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環境(問題)に関する仕事・資格は今後狙い目!
就職活動は、正解のない問題に取り組むようなものです。正解がないだけに、途中で疲れたり、イヤになることもあるでしょう。
本書は、そんな時に勇気づけられるメッセージやわかりやすいたとえ話で、就職活動に立ちはだかる様々な壁を打ち破ることのできる、普通の学生がサラリと読める羅針盤です。
9月になっても内定が出なくて落ち込んでいたときに、友人に貸してもらった本です。
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これまで、さまざまな流行がありました。
広範な関心を集めていたと思ったら、あっという間に、廃れてしまったという流行もありました。
ブームというものは、そんなものだといってしまえば簡単ですが、誰しも、世のブームに対して無関心ではいられません。
総理府「環境保全に関する世論調査」をみると、「日常生活が国内の環境、さらには地球環境問題に影響を与えていると思う」人たちが、九〇%に達しようとしています。
問題の重大性から、地球環境に対する関心は、流行とかブームとかのレベルでは片づけられませんが、環境問題を抜きにしては、経済的な発展をめざすことが困難な時代になったといえるでしょう。
地球環境問題への関心も、最初は、一部の人たちだけに限られていました。
ところが、今はどうでしょう。
一過性のブームにのることも、ひとつの手なのですが、時代を超えたニーズをつかむこと以上に有効な手はありません。
中高年・シニア世代の豊富な経験を生かして、時代を超えたニーズに対応できる資格をめざしたいものです。
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公共のあっせん機関で転職先を探す
プロのキャリア・コンサルタントが教える22の手法
徹底した自己分析、差が一目瞭然の応募書類、万全の面接対策…これが採用側の期待を超える転職・就職術だ!
「可能な限り短時間で、可能な限り良質の仕事に就き活躍する」ことを目指したプロフェッショナルのノウハウを一挙公開。
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公共職業安定所、人材銀行などへ出向いて、求人のリストを閲覧させてもらうのも、情報収集の有力な手段となる。
それらの中に、魅力や可能性を感じるものがあれば、アクションを起こすのもいいだろう。
が、なかなか気に入りそうな条件を備えた仕事は見つからないかも知れない。
それならば、雰囲気を感じるだけでもよいのである。
「大体、今どんな分野のどんな職種が求められているか」「給与はどの程度か」を知るだけでも価値はある。
もしかすると、中高年を対象とする求人は、ほとんどない、ということを知って愕然とすることもあるだろう。
そして、「これは、少し考えが甘すぎた」と出直す。
これだけでも将来のためには大いにプラスになるのである。
職安には、中高年相談所も設置してあるから、そういうところで、こちらの希望を述べ、雇用情報を聴いてみるのもいい。
自分のキャリア、技能に多少自信のある人は、人材銀行へ行くことをおすすめしたい。
が、ここでも、中高年の転職は厳しいことを思い知らされるかも知れない(最近の有効求人倍率は年齢によっては0.1前後である。つまり求職者十人のうち一人しか再就職できない、ということだ)。
人材あっせん機関には、公共のもののほか、民間のあっせん機関もある。
公的機関である人材銀行は下のほうにリストを掲載しておく。
民間のあっせん機関については、NTTが発行している『タウンページ』の「人材紹介所」欄をご覧いただきたい。
しかし、日本では人材の流動化はまだ始まったばかりといってもよいほどで、民間人材あっせん機関も、そんなに古い歴史があるわけではなく、新しいものがふえる一方で、消えて行くもの、開店休業状態のところなど、頻繁に移動があることに留意していただきたい。
民間の人材あっせん機関の中には、求職者に登録させて、その人にふさわしい仕事があった場合紹介してくれるものもないことはないが、
重要な人材、たとえば、社長、工場長、事業部長、研究所長などのスカウトを求人企業から依頼され、在職中の人材にアプローチして来る、という仕事のやり方をとっている会社もある。
いわゆる「ヘッドハンター」である。
実質的にはヘッドハンターの活動をしている人材あっせん機関に登録しておいても、ほとんど手応えはない、と考えていた方が無難だ。待てど暮らせど、仕事は紹介してくれないのである。
彼らヘッドハンターの狙いは、特別なハイテクの技能者か、バリバリのプロの経営者であり、求職のために登録するような人には、興味を示さないのがふつうだからである。
人材銀行リスト
札幌人材銀行
埼玉人材銀行
干葉人材銀行
東京人材銀行
神奈川人材銀行
新潟人材銀行
名古屋人材銀行
大阪人材銀行
神戸人材銀行
岡山人材銀行
広島人材銀行
福岡人材銀行
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新聞求人欄・求人情報誌から転職先を探す
序章 “転職後”のことを転職前に知っておく意義とは?/第1章 転職を決めてから入社前までのポイント/第2章 新しい会社に入社してから気をつけるポイント/第3章 転職後のトラブルを解決する/第4章 転職に成功した例&失敗した例/第5章 転職後、いい仕事ができる人の条件
いろんな職場で作業することが多いので人間関係にはいつも苦労しています。
転職でなくとも派遣先でも役に立つ内容が満載です。
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公共性の高い機関から情報を集めるとなると、一番手っ取り早いのは、新聞広告や求人情報誌である。
これも、読者もよくご存知のように、新聞の性格によって、ホワイトカラーの分野を得意とする新聞、ブルーカラーの系統や営業関係が主な内容となっている媒体などいろいろある。
最近では、技術者専門の求人誌、職人専門の求人誌などもいろいろ出ているから、それぞれのニーズに合わせて、媒体を探すとよいだろう。
今のところ、中高年ホワイトカラー専門という媒体は私の知る限りでは見当たらないが、日刊紙で、「中高年」の欄を設ける新聞も登場している。
しかし、何といっても職種が少なく、限られているようだ。
語学、特に英語に自信があり、外資系企業で働いてみようという人の場合、『ジャパンタイムズ』など英字新聞の求人欄は、他の媒体よりは、希望者も少ない割に、好条件であるかも知れない。
が、好条件というのは、給与や地位のことであり、中高年の第二、第三の職場として好条件であるとは限らない。
つまり、「これからは、給料は安くても、少しのんびりやろう」などと考える人では、とても、求人側の要求する条件とは噛み合わないであろうということだ。
新聞、雑誌以外の情報源となると、やはり公共職業安定所、人材銀行、民間人材あっせん機関、人材派遣会社、ということになる。
このほか、会社からの紹介に準ずることになるかも知れないが、各地の商工会議所でも、人材情報の交換をサービスの形で行なっているところもある。
商工会議所としては、職業紹介を「業」としているわけではなく、会員会社相互の人事交流の場を「サービス」として提供しているわけである。
が、この情報交換によって、有能な人材を確保できた会社の例もあるようだし、働く側の人も、新しい職場で生き生きしている例を私は知っている。
商工会議所に限らず、いろいろな業種の人々の交流の場に顔を出す人、たとえば、銀行や保険会社の人、OA機器の会社の人、弁護士、公認会計士、税理士、経営コンサルタントなどの人々にも頼んでおけば、ある意味で、「情報源」となり得ることは確かである。
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知り合いを通じて転職先を探す
プロのキャリア・コンサルタントが教える22の手法
徹底した自己分析、差が一目瞭然の応募書類、万全の面接対策…これが採用側の期待を超える転職・就職術だ!
「可能な限り短時間で、可能な限り良質の仕事に就き活躍する」ことを目指したプロフェッショナルのノウハウを一挙公開。
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会社、仕事関係以外の人からの紹介ということになると、
学生時代の友人、先輩、親戚
など、個人的な知り合いを頼ることになるだろう。
もちろん、そのほかにも、仲間づくり、情報網づくりを積極的に行なって、そこからの紹介も考えられないわけではない。
しかし、これには、なにぶん時間もかかることであり、異業種交流の会合や勉強会へ出て、すぐに、「仕事を紹介して下さい」とはいいにくいものである。
が、もちろん、こうしたつながりを広くしておくことも大切なので、これについては、改めてとりあげたいと考えている。
ところで、学生時代の友人や親戚などの紹介やそれらの人々のもとで仕事をする場合であるが、確かに、気心も知れているし、まちがいや不安は少ない、といういい面もある。
しかし、それだけにアカの他人の場合よりかえって難しい面もあることは心得ておくべきであろう。
私自身も若い頃こういう経験をもっているし、私の身近にも、ある程度勤めた会社を辞めて友人、親類の会社へ転職した人の例をいくつか知っているが、どれも、必ずしもうまく行ったとはいい難いのである。
友人同士が上下関係になった場合、割り切って仕事ができるか、というとなかなかそうは行かない。
それは、同族経営の場合に共通した問題である。
つまり、お互いに、「甘え」があって、それが誤解や不満のもとになるのである。
他人や見ず知らずの人の中に入って行く以上に、厳しい心構えが必要だと思う。
もし、「友人(親戚)だから、大目に見てもらおう」というような気持が、働く人の側に少しでもあるなら、やめておいた方がいい。
同じ職場で働いたばかりに、大切な友人(親戚)と気まずくなる、といぅことになりかねないからである。
使う側は、好意をもって、友人や親戚を迎え入れようと思っているかも知れないが、イザ仕事となったら、そんなに甘いことをいっていたのでは経営は成り立たない。
ダラダラとした仕事をしたのでは、他の従業員への「しめし」もつかなくなるであろう。
というわけで、親しければ親しいほど、学生時代の友人や親戚からの話は、慎重に、厳しく考えるべきである。
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会社のつながりから転職先を探す
序章 “転職後”のことを転職前に知っておく意義とは?/第1章 転職を決めてから入社前までのポイント/第2章 新しい会社に入社してから気をつけるポイント/第3章 転職後のトラブルを解決する/第4章 転職に成功した例&失敗した例/第5章 転職後、いい仕事ができる人の条件
いろんな職場で作業することが多いので人間関係にはいつも苦労しています。
転職でなくとも派遣先でも役に立つ内容が満載です。
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「どうやって転職先を見付けるか」について、とりあげよう。
まず、何といっても、これまで在籍した会社からの紹介が手堅い。その中には、社命によって関連会社へ「出向」する場合も含まれる。
出向が、原則として社命であるのに対して、会社から推せん、あるいは紹介されて、新しい職場へ転職する場合、そこへ行くかどうか、タテマエ上は本人の自由意思である。
しかし、最近のように雇用情勢が厳しいと、事実上は、社命に近いほどプレッシャーを感じることもあるはずだ。
「断ったら、次の転職先は紹介しない」という暗黙のプレッシャーである。
したがって、会社からの推せんや紹介は、会社の信用等に関してまちがいは少ないが、それが必ずしも、本人の希望に沿ったものかどうかはわからない。
本人の希望通りの転職先なら問題はないが、どういう職場かはっきりわからない場合、明らかに、自分の希望とはちがう場合など、判断に迷うにちがいない。ここが、会社からの推せん、紹介の難しいところである。
見ず知らずの人からの紹介なら、ドライに割り切れるところが、長く勤めた会社の紹介だけに断りにくい。
が、こちらの希望と明らかにちがう会社なら、キッパリ断った方がよいと思う。
若い頃ならイザ知らず、納得のいかない就職先で妥協してまで仕事をすべきではない、というのが私の考え方である。
もっとも、人にはそれぞれ事情があるから、どうしても就職したい人、会社からの紹介を断り切れない事情のある人の場合は、妥協することもやむを得ないだろう。
しかし、できれば、何とかしのぎながら、本モノのワザを身に付け、自分のやりたいこと、好きな道を選べるようにしたい。
何しろ、中高年のビジネスマンは、これまで、自分の希望を抑え、家族を支えるなど経済的理由で、妥協を強いられることも多かったはずである。
それだけに、子どもも成人して、ある程度自立の目処も立ち、マイホームのローンもほぼ完済して、あとは、夫婦二人の生活と老後を考えればよい、という状況になったのなら、二度とない人生を、自分の思うままに生きてみたい……、そう考えても、よいのではないか。
この辺は、夫婦の話し合いが出発点となる。
したがって、「せっかく、会社が紹介してくれたのだから」という気持で、必ずしも、気に入らない会社への転職を受け入れることはやめた方がよい。
もちろん、その代わり、「自分で納得の行く転職先を見付ける」という覚悟ができた上での話であるが。
会社からの正式な紹介以外にも、長年勤めた職場のつながりから、関連業者や仕入先から、声がかかることは十分考えられる。
できれば、こういう声がかかることが望ましい。
それは、日頃からの仕事ぶりを買われている証拠だからである。
こちらも、日頃から取り引き、付き合いのあった会社なら、ある程度様子もわかっているから、気心が知れているよさもある。
ただし、会社からの紹介にせよ、仕事のつながりのある人からの紹介にせよ、安易な先入観で判断するのは禁物である。
やはり、転職を決心する前には、会社のトップや主だった人々(経営者、管理者)に会って、話を聴き、「自分に何を求めているか」「どんな仕事を担当するのか」「給料等の条件はどうか」などキッチリ話をクリアにすべきである。
お互いに、親しい間柄だけに、肝心な点をあいまいのままで、後から「こんなはずではなかった」「話がちがう」ということになったのでは、お互いにかえって気まずい思いをすることになる。
これでは、長年の付き合いや信頼関係も台無しだ。
また、先方の会社の人々と直接会って話を煮詰めるだけでなく、より詳しく先方を知っている人から評判をきくようにするとよいだろう。
先方の会社について、調べる点は、次の通りである。
転職先のチェックポイント
�@業績はどうか
�A経常トップにビジョン、理念はあるか
�B経理内容はクリーンか(経営者が会社を私物化していないか)
�C有能な人材が辞めたり、冷飯を食わされ、ゴマスリしか能のない人間が幅を利かせているようなことはないか
�D中堅幹部が、会社や仕事に誇りをもっているか
�E経営陣が、天下り組で独占されていないか
いずれにせよ、中高年の転職に当たっては、再三いっているように、目先の肩書きや給与等の条件だけでなく、「仕事の中身」が納得できるかどうかを冷静にみつめるべきである。
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