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日本的雇用が変わる「現実」をみつめなければならない
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「満足の総和」を考えて、仕事を選ぶ
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「見栄」追求型と「好み」を求める人々
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「好き」を発見する方法 − 世間と経済と未来からの自由
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最高のマーケティング
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イエスと言わせる
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背水の陣を敷いて仕事をすることがいかに大事かを知る
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日本的雇用が変わる「現実」をみつめなければならない
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履歴書だけ送付というのはあり得ない!最後まで読ませる“職務経歴書”の書き方。
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定年を迎える団塊の世代にとって大切なのは、「世の中が変わる」と信じることです。
「戦後日本のトライアングル」というものがあります。
その頂点は「官僚主導・業界協調」体制です。
戦後社会(1950年代から90年代までの約50年間)の日本人は、官僚主導・業界協調を至上に正しいものだ、と信じてきました。
今は刑事問題になっている入札談合なども業界協調体制としていいことだ、とされていました。
「コスト+適正利潤=適正価格」こそ正しい、コスト割れで参入してくる過当競争こそ阻止しなければならない。
そうでなければ企業経営の安定も終身雇用も守れない、日本経済と日本人の生活を守るのは官僚主導と業界協調である、こう信じられていたのです。
トライアングルの左端には「日本式経営」がありました。
日本式経営の主柱は「終身雇用」と「年功賃金」と「集団主義」です。
これもまた日本では絶対の正義でした。
定年前に従業員を整理するのは経営者として最悪だ。
経営が赤字になっても、保有資産の売却や経理操作によってつじつまを合わせて雇用だけは維持する。
銀行につながって借金を重ね、関連会社に無理を言い、最後には官僚の世話でどこかに合併させ、それでも従業員だけはクビをきらない、というのが正義だったのです。
日本式経営のもう一つの柱は集団主義です。
ワンマン経営は悪い、何事も組織的にやるべきだ、社長が一人で決めるのはよろしくない、重役会で決めるべきだ。
だから、重役は重役会の前にそれぞれ担当部課長の意見を取りまとめて発言する。
部課長もまた、その前に部課員の意見を聞く。
すべてが「下意上達」、現場重視がよいことだったのです。
そして、トライアングルの右端の点には「職緑社会・核家族」がありました。
家族は夫婦と未成年の子供だけの「核家族」がよい。
ここには血縁社会も地縁社会もありません。
職場の緑でつながる、職業に関係のある人だけが寄り集まる社会です。
親類縁者と一緒にスキーに行くとかゴルフをする人はいない。
隣近所の人と誘い合わせてカラオケをやるのは変わり者だ。
団地の中で友達をつくることもなく、隣の人のことは全然知らない。
知っているのは職場の人ばかり。
高額の消費は必ず職場の近くでする。
埼玉県に住んで東京・丸の内に通っている人であれば、高級な食事は必ず都心のレストランやクラブ、高価な買い物は都心の百貨店というのが典型です。
居住地での買い物は、やむにやまれぬ仕事だから、できるだけ早くて安くて会話のない店がよい。
商品情報はマスコミが流す広告で知り、支払いは銀行振込、商品は配達。
そういう買い物になったのです。
だから、居住地の近くのスーパーマーケットやコンビニエンスストアでは、店員の商品知識はゼロ、どこに商品が置いてあるかを知っている店員がいればいいほうです。
商店が地域の情報交換の場にならない、つまり、地縁社会がまったくなくなったことを意味しています。
好緑社会を目指して そういうトライアングルをもった戦後日本は、規格大量生産に適した社会でした。
ところが、今、これが大きく揺らいでいます。
最初に揺らぎ出したのが「日本式経営」です。
終身雇用でいいのか、リストラをやらなければいけないのではないか、集団主義でいいのか。
それよりもCEO(チーフ・エグゼクティブ・オフィサー)の強い指導力こそ必要ではないのか。
この変化を体験した典型が日産自動車でしょう。
従業員のリストラも下請けの整理もない労使協調路線は破綻、カルロス・ゴーン氏による強烈なリストラが成功しました。
この頃(1999年)から「終身雇用・年功賃金・集団主義」が揺らぎ出したわけです。
もっとも、日本式経営は、平成16(2004)年頃からやや復活し、最近はまた「集団主義、終身雇用がいいのだ」という意見も出ています。
言わば「バブル回帰現象」です。
第二に揺らぎ出したのが官僚主導・業界協調体制です。
これを揺すったのは国際環境です。
GATT(ガット)のウルグアイ・ラウンドからWTO(世界貿易機関)へと発展移行する過程で、不透明な行政指導は否定されました。
また、業界協調は「談合だ」と摘発されています。
しかし、全体としてみれば、業界協調体制が根強く残っています。
その証拠に、談合を摘発しているのはもっぱら検察で、財務官僚がトップを占める公正取引委員会や証券取引等監視委員会はあまり動かない。
経済界では、業界協調体制の正義がまだ信じられているわけです。
官僚主導・業界協調体制と表裏の関係にあるのが官僚の天下りです。
官僚の主導力を活かして業界に先輩を送り込み、それが業界内部の談合世話役になる、という図式はまだ一般的ですが、ようやく非難と怨嗟を浴びるようになりました。
官僚自身はほとんど信じていないようですが、遠からず、天下りの役人の談合指導は難しくなるでしょう。
そして、最後に揺らいでいるのは「職縁社会・核家族」です。
職緑社会の全盛期だった1970年代には、ほとんどの職場で「課の旅行」がありました。
従業員一同が毎朝、社長や支店長の訓示を聞く朝礼もよくありましたし、職場別の厚生福利施設は大流行。
温泉街には企業や公務員共済の厚生福利施設が目についたものです。
個人が大きな家をもつと批判されるが、企業はどんな贅沢なものをつくってもいいとされた。
東京の都心では立派な邸宅がみな企業の厚生福利施設になっていました。
しかし、こうした職緑社会は90年代後半からかなり崩れて、今では謀の旅行も、朝礼も珍しい。
温泉街の保養施設はどんどん売りに出されています。
会社で催される運動会も激減しました。
崩れ出した職縁社会 − これはおそらく団塊の世代が定年になると決定的に破壊されるでしょう。
職縁社会を繋いでいるのは終身雇用と再就職の世話(つまり天下り)なのです。
前職による天下り型再就職が減れば、職緑社会もなくなるでしょう。
戦後日本のトライアングルの中では、とにかく終身雇用の職場に忠実であることが倫理であり、それにしがみついていることが利得であったのですが、団塊の世代の定年でそれが崩れてしまうでしょう。
そこに生まれて来るのは「好緑社会」です。
「好きに生きること」が一番の幸せだ。
職緑社会の「有利に生きること、安全に生きること」よりも、これからは「好きに生きること」が大事になってくるでしょう。
定年後は「自分が正しい」と思える
学生の頃は、教科書や先生が正しいと思わない人は落第しました。
会社に勤めると、会社が正しいと思わないとクビになりました。
ところが、高齢時代は自分が正しいと思えるのです。
つまり、自分の満足を追求できる時期なのです。
だからこそ「好きに生きること」が幸せになるのです。
しかし、問題はあります。
第一に経済の不安があることです。
まず、経済の安心を確保しましょぅ。
そのために考えることは次の5つ。
(1)家計リストラ (2)財産点検 (3)子離れ (4)楽しみ重点予算 (5)宣伝、情報と人脈です。
まず、家計のリストラです。
今、国や地方自治体も、企業も、財政の見直しを迫られています。
家計も見直しをしましょう。
その中で一番のポイントは、職緑社会であるがゆえに支出されてきたものを探して切ることです。
例えば、通信費、交通費、被服費など、先に述べた職場の近所での消費にどれぐらいかかっているのか。
職縁社会であるがゆえに支出されてきたものは、じつはかなり多いのです。
それらを見直して、これからの家計に主張と主題をつくらなければいけません。
第二に、財産を点検することです。
財政再建で国有財産の見直しが言われているのと同じで、意外なところに余計なものが死蔵されています。
その一つは、子供が独立して出て行った後の子供部屋です。
ほとんど不完全使用の状況で残されています。
国有地はよく低利用と言われますが、家庭の中の低利用もかなり大きいのです。
空自になった子供部屋を、自分の楽しみのためにつくり替える。
「楽しみ部屋」をつくりましょう。
おそらく200万円ぐらいの予算で、かなり徹底したものができます。
自分の本当に好きなことを楽しむ部屋をつくれば、趣味のために使うお金をかなり倹約できるし、ときには友人を招いて「見栄」と「収入」を試みることも不可能ではありません。
二つ目に衣服も、新しく買わなければいけない物と、従来のまま活用できる物とを、もう一度、総点検してみると相当減少させられるでしょう。
三つ目に「子離れ」です。
これは最も大事です。
子供にお金をやらないようにしましょう。
就職し、社会人になった息子にお金をやるのは、はなはだもったいないことです。
特に孫の入学祝いとか子供の住宅ローンとか、そういうことにお金をやるのはもってのほかです。
今日の日本では、現役世代から保険料を徴収して、その年の高齢者に年金として配分しています。
自分の払った保険金が将来は年金として戻って来るような錯覚にとらわれている人もいるようですが、それは積立方式といって昭和40年代に終わりました。
今は賦課方式といって、その年に集めた保険料を、その年の高齢者の年金に当てているのです。
従って、社会的には現役世代から高齢者へお金が流れているわけです。
にもかかわらず、家計的に高齢者から現役世代にお金が流れています。
非常に矛盾したことなのですね。
高齢者が年金が足りないからと上げようとすれば、ますます現役世代の保険料が高くなり、生活が苦しくなって、もっと高齢者からお金を取ろうとするでしょう。
回転する金額が大きくなるだけです。
その間に、社会保険庁などに手数料を取られてしまう。
これが実際にずいぶん高いのです。
127兆円の保険料を集めるのに2兆円かかっているというから、小さな金額ではありません。
従って、若い世代にお金をやらないことが大事です。
すでに子供たちは完全に親離れしています。
それにもかかわらず親は子離れしていないのです。
早く子離れして、自分のための幸せを追求するようにしましょう。
四つ目に「楽しみ重点予算」の作成です。
これまでは職縁重点の予算になっていたと思いますが、これからは楽しみ重点の予算を組みましょう。
予算を見返すとき、現にある支出を「一率一割カット」という財務官僚のやり方は、最も下手な方法です。
まず、これまでの支出をゼロにして(ゼロ・ベース)、好みの分野に重点配分するのが大事です。
そして五つ目に、忘れてならないのは、自分の楽しみを宣伝し、自分の楽しみの人脈をつくるということです。
職縁社会は職場の縁で結ばれているのであって、趣味や好みを基準にして人選された好縁社会ではありません。
同じ職場の30人なら30人の中で探すわけですから、自分と同じ趣味、好みをもっている人は見当たらないのも当然です。
しかし、インターネットなどを利用して機会あるごとに自分の趣味を宣伝することによって、同好の士とそれに関する情報を募りましょう。
そうすると必ず「好み」の人脈の中心に入ることができます。
これは人生の楽しみにもなるし、再就職にも役に立つでしょう。
ただ、問題は「好き」をどうやって発見するか。
これはたいへん難しいことなのです。
これはまた、べつの機会にでも話してみたいと思います。
カテゴリー:シニア・団塊世代の独立・起業
「満足の総和」を考えて、仕事を選ぶ
リタイアだけが人生じゃない!大人の夢シリーズ
年金・リストラ・定年が気になる人のために書かれた本です。
不安を抱えているだけでは、問題の解決にはなりません。
本書を読むことから自分の将来への行動を開始してください。
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「人間の幸せは支配する物財の多さによって決まる」と、近代工業社会は説いてきました。
そして、人間は物財の多さを追求する経済人「ホモ・エコノミクス」だと定義した。
「物財の購入に当てられる所得の多さこそが最大の希求である」と言えたのです。
ところが、1980年代に知価革命が始まると、この判断に対して疑問が出てきました。
「本当は、人間は満足の大きさを求めているのではないか」という議論が出てきたわけです。
これが「知価革命論」の出発点です。
物財の多さと満足の大きさは似たものに思えます。
ところが、物財の多さは客観的であり、科学的であり、普遍的です。
自動車一台よりは二台が多い、テーブルセット三人前よりは一ダースが多い、100平米の家よりは200平米の家が大きい、これはどこの国の誰が見てもわかることです。
物財の多さが求めるものであれば、所得の高さによって幸せの尺度が決定づけられます。
ところが、「満足」は主観的です。
美食家のAさんはグルメで満足するけれども、味オンチのBさんは旅行のほうが楽しいと言い、Cさんは音楽がいいと言い、Dさんはブランド・ファッションが好きだと言う。
Eさんは何もしない怠惰が一番楽だと言う。
それぞれ満足が違うのです。
ただし、これはまったく個人的に決まるものではなく、いわゆる「社会主観」によって決まります。
あるブランド品、例えば、エルメスのネクタイは、ある社会集団の間でエルメスの高価なネクタイを締めていると恰好がいい、と言われているから存在するのです。
知価革命によって、人間は社会主観に依存するようになりました。
従って、「満足の総和」は「収入+見栄+好き」と考えることができます。
さらに、中には総和よりも総積「収入×見栄×好き」だという人も出てきたのですね。
足し算派はどれかがゼロでもいいが、積算派はどれかがゼロだと全部ゼロになります。
これからの人生を選ぶに当たっては、自分は「足し算派」か「積算派」かをはっきりさせる必要があります。
例えば、収入がゼロではどうにも辛抱できないと言う人もいます。
好きなことができるなら収入はゼロでもいいと言う人もいます。
「積算派」と「足し算派」には、ある分水嶺があります。
自分は何をもって「満足の総和」とするかということを決意して、「収入追求型」か「見栄重視型」か「好み満足型」か、この三つから選んでほしい。
この選択には時間をかけて、自分の人生観、社会観、美意識、すべてを勘案してよく研究する必要があります。
ホームレスでも幸せな人もいるでしょう。
「見栄」と「収入」を捨てて「好き」に殉じている、と考えれば納得できるでしょう。
カテゴリー:シニア・団塊世代の独立・起業
「見栄」追求型と「好み」を求める人々
3週間続ければ一生が変わる。
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さて、「見栄」を重視するかたは、NPO、教師、コンサルタントなどをやるといいのでしょうが、「収入」は不規則かつ低額になります。
特にNPOの場合、収入を考えてはいけません。
「お金は払う」と言われても、実際にはわずかなお金でも受け取ると、悪評を呼ぶことがしばしばです。
従って、見栄を重視する人は、「収入は考えない」というのが大事でしょう。
その反面、NPOなどはかなり熱心にやる必要があります。
「収入は少なくて苦痛が大きい、その代わり世間的には恰好がいい」というポジションになるわけです。
とかく世間では成功例だけ、あるいは建前だけを論じがちです。
それにつられてやってみると、じつはなかなか難しい。
だから、恰好がいいことをしようと思う人は、まず「収入」を諦めること、苦痛に耐えること、そして感謝されないことの三つを考えなければいけません。
高齢期の職業を考えるための三大要素のうち、最後が「好み」です。
これには満足を得るのだから「収入」も「見栄」も捨てる覚悟が要ります。
芸人になる人もいれば、店の経営をする人もいる。
そして、おそらくこれからは農業に従事する退職者が増えてくるでしょう。
昔から「芸は身を助ける」という言葉があるように、かねてからの趣味を活かして収入を得、余った時間を埋めるという選択はあります。
しかし、この選択をして世の中に出ると、かなり屈辱的な扱いを覚悟する必要もあります。
例えば、音楽や舞踊など、自分を人目にさらす職業は、尊敬してくれる人が一人いれば、軽蔑する人が五人、無関心な人が四人いる、と思っていいでしょう。
実際、自分は奉仕的に交通費だけで、お金をもらわないで楽しませていると思っても、世間は銭儲けでやっている、としか思ってくれません。
介護施設などを音楽で回るようなことで、わずかな実費だけもらっても、「金儲けで来よった」「押し付け興行だ」と、言いふらされるものなのです。
世間の人(大部分の普通の人)は、「自分ほど善意で善良な人間はいない」と思っています。
だから、「自分ならタダではしない」という人は、他人がタダで奉仕するとは思いません。
好きなことのない人(趣味の欄に「読書」とか「散歩」とか書く無趣味な人)は、「好きだから無料奉仕している」心理がわかりません。
だから、「もっと現実的な利益がある」と裏読みをします。
「好き」で芸をする人は、好評を期待せず、「好き」ができること自体に満足すべきです。
店の経営は当たることも、損をすることもあります。
経験のない人が店舗経営をするときには、予算の作り方や経営の見通しについて非常に甘くなることが多いようです。
例えば、一目に平均してこれぐらい売れ、これぐらいの人件費、物件費で、これぐらいの利益が出るというときに、ほとんどの人は、まず売れ残りについて処分方法を考えていないし、アクシデントについても考えていない。
店舗経営はかなりアクシデントの多い仕事ですから、軌道に乗るまで一年ないし三年は相当きびしいと思わなければいけません。
しかし、自分の好きなようにできるという魅力は極めて大きい分野です。
店をやる人は、「これは楽しみだ」という信念をもって臨まなければならない。
銭儲けになると思って取り組むと苦しい結果になるものです。
その点は、農業も同じです。
農業で多くの収入を得るのは難しいでしょう。
だが、逆に支出を減らすほうには役立ちます。
例えば野菜を作り、鶏を飼って食費を減らすことはできる。
家賃を低くすることや通信費を減らすこともできる。
農業は支出節約型の生活です。
収入を上げようとするのであれば、かつての知り合いに収穫物を買ってもらうことが前提になるでしょう。
協同組合などに参加して農業を営むという方法もありますが、決して大きな所得にはならない。
これも「好き」の範囲内だと思います。
カテゴリー:シニア・団塊世代の独立・起業
「好き」を発見する方法 − 世間と経済と未来からの自由
1章 未経験者ステップアップ成功の方法―ヘッドハンターだけが知っている転職の秘策(「未経験者」なんて存在しない/応募資格「経験3年」は未経験OKのサイン ほか)/2章 キャリアに負けない能力を知る―企業が評価し欲しがる人材の中身(求人のある資格、努力とお金が無駄になる資格/職種チェンジには“適齢期”がある ほか)/3章 自分の可能性をアピールする方法―能力だけでは難関を突破できない(採用現場から導き出したアピールのコツ/欲しい人には採用担当者からウラ情報が流れる ほか)/4章 ドラマチックなビジネスライフのすすめ―成功するキャリア地図の描き方(「好きな仕事」を面白くて稼げる仕事にするには/営業・マーケティング系キャリア地図―外資系で“最先端”を学べ ほか)
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人間は、生まれついたその瞬間から、本当にしたいことから目をそらせるように教育を受けます。
例えば、子供が転んで膝小僧を擦り剥いた。
お母さんは飴玉をもってきて、「これをあげるから泣きやみなさい」と言う。
子供が本当にしたいことは膝の痛みを取ることなのに、「口の甘みで膝の痛みを忘れろ」と言われるわけです。
それと同じことが年とともに増え、自分のしたいことから目をそらし、他のことによって満足するのが習慣になってしまうのです。
この結果、自分は何が好きだか、わからなくなってしまいます。
世間で恰好いいと言われていることが好きだと思ったり、流行していることが好きだと思ったりする。
例えば上司のウケが良くなる、職場での評判が上がる、つまり有利になると聞かされると、好きだと錯覚してしまうの
しかし、じつはこれが一番の悲劇なのです。
定年になるまでには、本当に好きなことを探しましょう。
では、本当に好きなことは、どうしたらわかるか。
目安の第一は、それをして疲れないことです。
普通の人が3時間やって疲れるところを自分は6時間しても飽きないとすれば、本当に好きなのでしょう。
例えば、ゴルフが好きだと思っている人でも、いつも行く仲間とでなければ面白くないというのであれば、その人はゴルフが好きなのではなく、仲間との社交が好きなのです。
ゴルフが本当に好きかどうかを試すには、知り合いのいないゴルフ場へ行って、見知らぬ3人と一緒に二ラウンド回っても疲れず、次の日も行きたい、というのなら本物です。
おそらくゴルフのプロはみなそうでしょう。
囲碁・将棋の世界はもっと極端で、本当に好きな人は、見ず知らずの人と長時間打って疲れません。
プロの碁打ちや将棋指しは、本当に好きな人の集まり。
だから、持ち時間が6時間の対局となると、朝の10時から夜の10時、12時までかかります。
それが終わった後もあの手はどうだった、この手はどうだったと検討してなお飽きない。
それは本当に好きなのです。
二番目の目安は、そのことについてなら、誰とでも、いつでもいつまでも喋りたい、と思うことです。
「あいつが来たら、あのことばかり言うからうるさいね」と言われるほどなら、好きです。
ゴルフの話ばかりする、俳句のことばかり話す、海外旅行のことばかり話したがって困るね、と言われるほどの事柄は本当に好きなのです。
奥さんから「あなた、あれだけは言ってはだめですよ」と言われるなら、本当に「好き」です。
この二つを基準にして、「好き」を探してみましょう。
本当に「好き」を探すためには、
- (1)世間から自由であること。つまり世間体や周囲の評判を考えてはいけません。
- (2)お金から自由であること。お金がかからないからとか、収入が得られるとかで選んではいけません。本当に好きなことなら、収入になろうとなるまいと、「好きは好き」 なのです。
- (3)未来から自由であること。これをやれば将来、資格が取れるとか、名前が残るというのでは なく、そのこと自体が好きであることです。
世間とお金と未来から自由であることは、高齢者の最大の武器なのです。
若年・中年の人は、世間からも、お金からも、未来からも自由になりにくい。
高齢者であればこそ将来を考えずに「今」を楽しむことができるのです。
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最高のマーケティング
グローバル競争を勝ち抜くには製造部門だけでなく、いまこそ生産性の低い元凶である事務管理部門・管理職の革新が不可欠。
最も遅れ、改革困難で取り残された分野にトヨタ式を応用した実践事例を基に初めて説き明かす
なぜ、ホワイトカラー部門の改善は難しいのか?どこから着手すべきか?トヨタ式には、(1)整理・整頓などの5Sから始めるベンチマーク型、(2)部門の役割・機能を劇的に変えるシステム再構築型の2類型がある。現場戦略・部門戦略のシナリオ展開、「7つのむだ」の徹底的排除、「観える化」、プロセス分析、チェンジリーダーの育成など、具体的に応用する方法を詳説。
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あるメーカーから消費者向けの製品についてマーケティング活動の企画をするようにという依頼を受けた。
製品は全く新しいもので、同じような種類の商品はマーケットにはない。
新しい商品であるだけに、最初のイメージづくりがきわめて重要になる。
さっそくチームを編成して企画の作業を始めた。
メーカーの担当の人たちと会議を重ねていくのだが、こちらがほしいと言っても製品に関する情報をあまりくれない。
消費者向けのファッション商品であるから、商品の分析をしたうえでさまざまな昧つけをしたいのだ。
ところが、どうもその味つけをするという考え方がお気に召さなかったらしい。
「うちの商品は優秀なのだから」の一点張りで、昧つけは必要ないと言う。
資産的価値で売れるのだから、ただ単にセールスの組織をつくればよいのだとの仰せである。
商品の価値は、買って使ってくれる消費者が決めるものだ。
つくった人が勝手に価値を決めても、使う人がそれを認めてくれなければ駄目だ。
価値を認めてもらう努力がマーケティング活動なのである。
商品ができた状態のときにもっている本来の価値に対して、さらに消費者の好みに合った付加価値を創造していくのも、マーケティング活動のもう一つの役割だ。
できたばかりの製品を子供に例えれば、マーケティングは教育である。
子供も、生まれたままでは社会というマーケットに通用しない。
できるだけ人に好かれるよい名前をつけて、「よい子」に育てようと思う。
世の中の流れに沿ったできるだけよい教育を受けさせて、社会で生きていけるようにしてやろう、というのが親の願いである。
「学歴ではない、実力だ」と言っても、親の身になってみれば、それはタテマエであって、できるだけよい学校にいかせてやろうというのがホンネだ。
できるだけハクをつけてやろうと考えるのである。
男の子でもそうだから、女の子の場合は、特に着るものにも気を使い、見た目にもできるだけよく見えるようにする。
商品を買ってもらおうとするときも全く同じである。
まず商品の生まれた背景から始めてストーリーをつくっていく必要がある。
生まれも重要だが、バクづけも重要である。
教育の重要性は誰もが認めるところだから、異論はないはずだ。自分のつくった製品は最高だと自信があっても、人に頭を下げて率直な意見を聞き、
それを製造にフィードバックさせて、よりよい製品をつくっていこうとする謙虚な心がまえが必要だ。
よい製品だからといって寝ころんで待っていては客は来ない。
製品が高性能であろうと高品質であろうと、独占的な地位を占めるのは短い期間だけであって、必ず同じような競合品がマーケットに出てくる。
そこでセールスの力がきわめて重要になってくる。
製品が優秀だということで評判の会社がある。
電子機器を製造しているが、販売は別会社をつくってやっている。
消費者に売り込むまでは最高のサービスをする。
連絡にも神経を使い、こちらが電話をすれば、不在でも短時間のうちに連絡してくる。
しかし、製品を客に納入した後は見違えるようにサービスの質が低下する。
使い始めると予想もしなかった不便なことが起こったり、使い方がわからなかったりという状況が生じる。
マニュアルはあっても、複雑なために素人にはわからない。
専門家に来てくれるようにと何回となく電話をしても駄目だ。
こちらが怒り出す頃になって、初めて見にくる気になるようだ。
ポイントは言っておいたにもかかわらず、やって来た専門家は見当違いの人で、彼の専門の分野ではないから別の専門家を後日よこすと言う。
もちろん、その専門家が来れば即座に問題が解決することが多いのだが、それまでの時間がかかりすぎる。
アフターサービスこそ最高のマーケティングなのだ。
特に、素人には扱うのが難しい製品の場合はそうである。
そのような製品の場合は、製品本体の価格もさることながら設置費用などもかなりの金額になる。
したがって、サービスが悪いからすぐ返品というのも簡単にはできない。
それに、次々とさらに性能のよい製品がマーケットに出てくる。
古い機器を新しい機器に取り換えろと言われ、その気になる。
長期間にわたる、程度の高いアフターサービスを売り物にする必要がなくなってきたのかもしれない。
同じ企業の中で製造部門と販売部門の社員の間に不均衡があってはならない。
また、販売部門の中ではアフターサービス担当に最優秀の社員を配置し、最高給を払ってみるとよい。必ず業績が上がる。
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3週間続ければ一生が変わる。
人生の質を高める意識革命!行動しなければ、なにも始まらない!小さな習慣が人をつくる。
自分で読んで、人生のヒントになることが沢山あったので、ぜひ友達にも読んでもらいたいと思い、誕生日に贈りました。
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ビジネスの場だけではなく、人生のあらゆる場において、真実を率直に述べるのがいつもよいとは限らない。
真実を言う場合も、その時と場所をよく心得てする必要がある。
話をする相手の置かれている状況などもよく考えたうえでなくてはならない。
直情径行型の人は、性格としてはすっきりしているので、つき合う人としては好ましいタイプであるが、
自分の感情や考えに従ってのみ行動するので、事がスムーズにいかない場合が起こる。
そういう人は、相手が上司であっても、自分が思っていることを即座に言うので、かえって摩擦を生み、悪い結果になることが多い。
上司がきわめて忙しい状態にあって、同僚も周囲にいるようなときに、上司の間違いを指摘したのでは、間違いを認める余裕がないかもしれない。
相手がゆっくり考える余裕があるときに二人きりで話せば、上司も即座にその非を認めるはずだ。人間は環境の動物であり、感情の動物である。
それを無視すると逆効果が生じる。
外資系の企業に勤めている優秀な女性の話である。
日本の一流大学を卒業したうえでアメリカの大学にもいった。アメリカで働いた経験も少しあり、帰国後は外資系企業で働いているが、
一カ所に二年ぐらいしか続かない。
事務的な処理能力は抜群なので、総務的な仕事を任される。当初は上司をはじめ、皆の信頼も厚いのだが、徐々に皆から浮きあがってくる。
仕事に打ち込めば打ち込むほど、ちぐはぐな結果になることが多くなる。
自分が正しいと思ったこと(それは客観的に見ても正しいことであるが)を、ストレートに言動に表すのだ。
上司が間違っていれば、ただちに食ってかかるので、上司も徐々に敬遠するようになる。
二点間の最短距離は直線であると信じ込んでいるのだ。
人間相手の仕事では、時には回り道をしたほうが早くよい結果が出る。
そうしたテクニックを小細工だと馬鹿にしてはいけない。
この女性の場合は、もっと視野を広くする必要がある。
結局、対物は強いのだが、対人が弱いのだ。
したがって、事務的に処理することはきわめて上手なのだが、交渉となると全くへたで、簡単なことをまとめるにも時間がかかる。
そうなると、彼女は頭は悪くないのだが、彼女にやらせると仕事がスムーズにいかないので、皆が仕事を外の人に頼むようになる。
「干された」状態になるので、本人もいたたまれず、結局辞めることになる。
その繰り返しをしているのである。人間対人間の関係はすべて交渉である。
上司が部下に命令する場合でも、交渉の要素が含まれている。
相手の状況を十分に把握したうえで、相手の立場を考えての命令であれば、抵抗なく命令として受け入れられる。
しかし、自分勝手に命令を発していたのでは、それが受け入れられない場合も生じる。
交渉の上手な人は、まず相手を事前に十分に研究しておいてから交渉の場に臨む。
次に、相手の言うことに耳を傾け、相手が何を望んでいるかを的確に理解する努力をする。
交渉の場で相手が発言している際に、口出しをしたりして相手の発言を遮ろうとする人がいるが、これは最悪のやり方である。
自分の主張ばかり言っていたのでは、相手は拒絶反応を起こすだけだ。
相手の言うことを聞かないと、相手もこちら側の言い分は聞いてくれない。
相手にイエスと言わせるのが目的であれば、相手がイエスと言わざるを得ない環境づくりが必要である。
上司に自分の言い分を聞いてもらいたいと思えば、上司の機嫌がよく、時間の余裕もあるときに順序立てて話をするのだ。
いたずらに自分のペースで正々堂々と主張するばかりでは能がない。
小細工と思われるかもしれないが、相手の気分がよくなるようなことをまず言ってから、本論に入るのも重要な交渉術の一つである。
小手先といって軽蔑してはいけない。
人は生死にかかわる重大事でないかぎりは、イエスかノーかの判断は、そのときの気分に左右されることが多いのだ。
また、誰が聞くかによって答えもイエスかノーかに分かれる。
したがって、ビジネスの場であれ日常生活の場であれ、ふだんからのつき合いが重要なポイントになってくる。
カテゴリー:シニア・団塊世代の独立・起業
背水の陣を敷いて仕事をすることがいかに大事かを知る
団塊世代よ、老後を甘く見るな。
せまりくる絶望の老後を生きぬくには、横並びの意識を捨て、大切な自分のお金を守ること。
ファイナンシャル・プランナーとしての専門知識、各種サイトからの情報、また取材から得た知識を駆使し、データを添えて説く。
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ビジネスの場に限らず、人生のあらゆる場において前進しようとするときは、おおいなる勇気を要する。
新しいことには未知の要素が多く、常に大きなリスクが存在する。
そのリスクが怖いからといって、ためらったり尻込みしていたのでは、いつまでたっても一歩も前に進めない。
毎日やっていて慣れていることの中でも、時には全く思いがけないことが起こる。
それに対応するには、並々ならぬエネルギーとタフな神経が必要だ。
慣れていることに新しい事態が生じると、どうしても守りの姿勢になるので、全く新しいものに挑戦する場合よりも多くのエネルギーを費やさなくてはならない。
新しいものを怖がっていては何もできない。
「外に出れば自動車事故に遭うかもしれないから」
と言って、家の中に引きこもっていれば、飛行機が落ちてくるかもしれない。
前進しても止まっても後退しても、リスクがあることには変わりない。
リスクの大きさは多少違うかもしれないが、リスクはリスクだ。
ところが、チャンスという観点から見ると、後退したのでは、まずそれは望めない。
立ち止まっている場合は、運がよければチャンスが巡ってくるかもしれないが、やはり可能性は少ない。
チャンスが多いのは前に進むときだ。犬も歩けば棒に当たる。
棒に当たったことを不幸なことと思うか、その機を利用して何かができるかもしれないと積極的に考えるかによって、その人の向かっていく方向が決まってくる。
消極的な人は、常に「自信がないから」とか、「人に迷惑をかけてはいけないから」とか言って、未知の世界に足を踏み入れることを拒否する。
そういう人は将来を細かく分析予測していくときに、不確定要素があれば、今まで自分が扱ったことのない点だから自分には処理できないと決めつけてしまうのだ。
自分の能力や今までの経験の上に立って、何とか成し遂げてやろうとは思わない。
慎重な人なのだが、第三者から見ると杷憂に等しい考え方をしているのだ。
いつも消極的な人は、そのうちに皆から声をかけられなくなり、相手にもされなくなる。
そういう人は、早いうちに「流れを変える」必要がある。
それにはどうしたらよいか。そういう人に、勇気を出せとか、自信をもって前進せよとか、積極的な姿勢をとれとか、流れを変えろとか言っても無意味である。
それは本人にもわかっているのだが、できないから悩んでいるのだ。
もっとも効果的な方法は、背水の陣を敷くことである。
自らを追い込んでいき、逃げようにも逃げられないようにするのだ。
絶体絶命の立場では全力を尽くす以外に道はない。
例えば、周囲の人たちに自分がこれからしようと思うこと、自分がやめようと思うことを公言してみるのだ。
公言した以上は実行せざるを得ない。
公言しても実行しようとしない人は、生来のうそつきだから、これは問題外である。
軽いノイローゼを治そうとするときも同様だ。
ノイローゼは家族にはすぐわかるので、家族の皆で気を使って治そうとするから、かえって助長される場合が多い。
外部の人にノイローゼであることを隠そうとするから、世界が狭くなり、バランスがさらに崩れてくるのだ。
そういうときは、思いきって皆に公表してみるとよい。
友人なら協力してくれるはずだ。
そっぽを向いて協力しょうとしない友人は、友人だと思っていただけであって、本当の友人ではなかったのであるから、それが早くわかっただけでもよかったと思えばよい。
皆の協力があれば世界も広くなり、バランス感覚もよくなってくる。
新しいビジネスを、きわめて専門的な形でつくりあげていこうとするときは、構造的に背水の陣を敷く。
その一例は、厳密な意味でのヘッドハンターである。
本来のヘッドハンターは、顧客企業からの依頼に基づいて候補者のマーケットの調査をし、リストを作成していくところから作業を始める。
したがって、その作業に対する報酬は前払いである。
前払いであるから、顧客企業の人材採用という目的が達成されなかったときは大問題になる。
金をとっただけで何もしてくれなかったと評判になり、仕事の依頼も少なくなる。
それだけに、仕事を引き受けるときも、顧客企業の期待に応えられると判断した場合にのみ引き受けるのである。
全力投球をする以外に方法はない。
専門家としての信用を築きあげていなければ、採用することのできない報酬システムでもある。
どんな分野であれ、プロとなれば皆が注目しているので、必然的にベストの成果を生み出すべく真剣にならざるを得ない。
カテゴリー:シニア・団塊世代の独立・起業
独立・開業という選択
著者の転職と会社を興したときの失敗談・成功談をストーリー風に述べられています。
これから独立・企業をお考えの方には、中高年のみではなく、あらゆる年代の方に非常に参考になると思います。
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産地直送といっても新鮮味はなさそうですが、それでも、産地直送という一言には、なぜか効き目があるようです。
実際のところは確かめようがないのですが、なんとなく、生産者が見えてくるような素材というのは、消費者にとっては安心できるからでしょう。
牛乳パックに印刷してある生産者のメッセージや似顔絵には、生産者の意気込みが感じられます。
いらっしゃい!まいど!と覇気のある声で、気持ちよく迎えてくれるラーメン屋さんがあります。
チャーシュウは…、高菜は…といった薀蓄を話す顔が輝いています。
てきぱきとしたラーメン屋さんの姿を見ていると、つい、こちらまで嬉しくなってしまいます。
店構えは小ぶりでも、こんな店で食べると、ひと味も、ふた味もちがってきます。
全社に勤めているときは、ただ生活のためということもあって、惰性に流されていたような人が、資格を生かして開業を決意した途端に、まるで世界が変わったかのように、積極的になれるものです。
仕事の種類は異なっても、独立開業をめざすなら、ラーメン屋さんではありませんが、まず、自分を売ることから出発しなければなりません。
独立開業こそ、人生を積極的に生きるのに最適な選択なのです。
カテゴリー:シニア・団塊世代の独立・起業
キャリアを活かした職種で起業する
団塊世代よ、老後を甘く見るな。
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これまでのキャリアを生かして、個人または数人で協力して、小さな企業を設立、経営することは十分可能である。
たとえば、
・商社マンが独立して、個人貿易や輸入販売業
・広告代理店OBが自営の広告業
・旅行代理店OBが旅行業
・不動産会社から独立して、不動産仲介業
などが考えられる。
これらの場合も、商品や地域など「どこに特徴を出すか」がポイントとなるだろう。
大手企業と同じことをやっていたのでは、とうてい太刀打ちできないことは、目に見えている。
大手では気付かない細かい分野とか小回りのきく機動力などに焦点を絞って、作戟を展開すれば、十分生きて行けるし、それなりに大きくすることも可能である。
要は、
自分の持ち味、存在価値を明確にし、それで勝負すること
である。
ある意味では、今は、チャンスなのかも知れない。
不況とこれまでの経営体質から大手企業はどこも、コレといったキメ手がつかめず、動きも鈍い。
今日のように、変化が激しい時代には、大手は対応し切れないという共通の弱さをもっている。
今、切れの鋭い動きのできる人は、はじめは小さくても、かなりいい仕事ができるチャンスでもある。
それでなくても世の中にパーフェクトなものはない。
どんなに巨大で強そうにみえるものでも、どこかに必ず弱点やスキ間がある。
そこをついて行き、しかも、
楽しみながら何かをすること
である。
そうすれば、必ず手応えはあるはずだ。
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独立自営業者への忠告
著者の転職と会社を興したときの失敗談・成功談をストーリー風に述べられています。
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「楽をしてもうけたい」と考えるなら、大手と提携するのが近道かも知れない。
いや、個人で始めた事業でも、「もうかりそうだ」ということがわかれば、大手の方で放ってはおかないのである。
そうなると以前の記事でとりあげた、スポンサー探しや資金調達は、ほとんど何の問題もなくなるであろう。
しかし、本当にそれでいいのだろうか?
事業の発展と安定のために、大手と提携すれば、その反面失うものも大きいのである。
そして、何のために、独立自営したのかわからなくなってしまうこともある。
だから、これは、本人の考え方次第なのだ。
そもそも、「なぜ、自分は独立自営の道を選んだのか?」を考え直してみることだ。
「安定収入が欲しい」というなら、転職の道を選べばよいのだし、あるいは、年金生活なり、自己資金の運用によって生計をまかなえばよいのである。
第二の人生で独立自営を考えるのは、そもそも、「自分のやりたかった事業を実現させ、自分の存在価値を世に問うてみたかった」からではないのか。
いや、必ずしもそうではない、という人もいるだろう。
「私は、お金もうけのために独立自営の道を選んだ」という人がいても、決して不思議ではない。
だから、同じ独立自営の道を選んでも個人、個人で、経営理念はみんなちがうはずである。
だからこそ、共同経営が難しいということもできるわけである。
いずれにしても、独立自営に当たっては、
経営理念を明確にすること
が前提となる。
もし、「独自の境地を開きたい」というのなら、小さくても、経営は苦しくても、大手との提携を考えるべきではないだろう。
また、「大手と提携する必要はない。自分だけで十分やって行ける」というのなら、これも、提携など考える必要はないだろう。
いや、この場合は、むしろ、「大手が手を出せないスキ間を狙う」というのが、経営理念であり、戦略となるのかも知れない。
私自身は、第二の人生における独立自営の事業のあり方は、そうだと考えている。
だから、前にもそのようにおすすめしたはずである。
しかし、やっぱり、「どうせやるなら、思い切って、大きくやりたい」という考え方もあることは否定しない。
ただし、その場合は、
・かなりの制約があること
・本来の経営理念もあきらめなければならない場合もあり得ること
を覚悟してかからなければならないだろう。
もう一つ、自営業者が覚悟しておくべきことがある。
それは、どういう形にせよ、幸い、事業を軌道に乗せることができ、利益をあげることができた、としよう。
そうなると、「税金」がついて回る。
日本の税制は、累進課税である。
会社がもうかればもうかるほど法人税として、また、個人所得がふえればふえるほど、多額の所得税を徴収される仕組になっている。
法人税にせよ所得税にせよ、何がしかの収入のあるところ、必ず税がついて回るのである。
特に所得税は収入がふえればふえるほど、多くなる。
「もうけたい、事業を拡大したい」と目の色をかえ、やっとそれが達成されたと思ったら、「何のことはない、税金のために働いているようなものだった」というのは、ある自営業者のため息まじりの述懐であった。
大手と提携したり、大口の得意先をもつことは、確かに、経営の安定をもたらす。
だが、それは、「勤め人以上に、特定の人々に頭が上がらず、神経をスリ減らすもと」になることも大いに考えられる。
「自由を求め、より大きな利益を求めて、独立自営に踏み切ったのに、こと志とちがって、不自由なこと、不愉快なことばかり」、ということにならないようにしたいものだ。
それには、コトを始める前に、もう一度、「自分は、どの道を選びたいのか」「何のために、独立自営の道を選んだのか」を考えてみることであろう。
そして、最後にもう一言。
経営者は、究極は「孤独」なのである。
得意先や同業者ともうまくやって行かなければならないが、同業者は、しょせんライバル、心の底から気を許すわけには行かないのだ。
大手の提携先や銀行は、ビジネスライクな付き合いしか期待できないだろう。
「頼りにできるのは自分だけ」と思うと、いい知れぬ孤独感をひしひしと感じることもあるにちがいない。
それだけに、損得ぬきで付き合える「仲間」や「家族」との信頼関係が大切なのだ。
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中高年からの起業を成功させる知恵
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独立自営の一つの形態として、「共同経営」がある。
共同経営は、
・一人で経営するよりは、何かと心強いし、資金的な負担も軽くてすむ
・いろいろな能力、もち味、アイデアをもった人が協力することによって、おもしろいものができる
という利点がある。
そのかわり、もうけも人数に応じて配分することになるから、一人の時よりは少なくなるのはやむを得ないだろう。
それに、共同経営には、次のような問題もある。
第一に、だれがリーダーシップをとるか、である。
仮に、強力なリーダーが現われた場合、他の人が、それで満足できるか、ということが問題である。
が、これらの問題を克服し、二、三人の共同経営者が、企画、経理、製造、販売の部門をそれぞれの得意技に応じて担当し、協力し合うことができれば、主導権争いもなく、うまく行く可能性もある。
何といっても、事業が軌道に乗ること、それに、共同経営者相互の信頼関係が確立されることが、成功の条件といってよいであろう。
ただ、せっかく意気投合して始めた事業も、業績不振が長く続くと、責任のなすり合いなどから、お互いの信頼関係にも亀裂が生じ、気まずい別れ方をしなければならなくなるおそれは十分にある。
あるいは、逆に、もうかり過ぎても、かえって、おかしくなることもある。
ある企業では、創業経営者の予想をはるかに上回る大躍進をとげた。
しかし、経営規模の拡大に伴って、社員もふえたのはよいのだが、幹部社員の間に「派閥」ができてしまった。
やがて、派閥間の対立が激化しそれがドロ沼状態になって行った。
主導権を握ったトップは、創業当初からのパートナーの助言や忠告が耳障りとなり、後から入社した幹部の甘い言葉を信用するようになった。
その結果、創業当初からのパートナーは閑職に追いやられ、トップは後から入社したゴマスリ幹部の進言に従って、経営に禍根を残すことになった。
このような例も少なくないのである。
スキャンダル、汚職、財テクとバブルの破綻などに陥った急成長企業は、多かれ少なかれ、こういうパターンをたどっているのである。
「もうかりすぎると、経営者は狂う」、これは名言なのかも知れない。
いずれにしても共同経営は、異なった個性と能力の持ち主が、お互いの弱点をカバーし合いながら、自分のよさを生かす、という点では確かに大変理想的に感じられる。
しかし、強い個性の持ち主が、パートナーの個性を尊重し協力し合うということは、実際にはなかなか難しいようだ。
共同経営というのではないが、
スポンサーを探す
という方法も確かに一つのアイデアである。
一方に、志やアイデアはあるが、お金がない人Aがいて、他方に、お金はあるが、アイデアや使い道がわからない人Bがいるとすれば、Bの資金的バックでAが事業を始めることは、十分考えられる話である。
あなたが、もし、Aであるなら、「仲間づくり」の中から、スポンサーになってくれそうなBのような立場の人を探すということも決して夢ではないはずだ。
ただし、Aの立場の人としては、「お金も出すが、口も出す」というスポンサーでは、本来の独立自営の精神が損なわれるおそれもあるだろう。
だから、Bのスポンサーとしては「お金は出すが、口は出さない」という人が理想的なのかも知れないが、そんな好都合な人が果たして見つかるかどうか。
それに昔から「金持ほどケチ」といわれるから、よほどしっかりした事業計画がないと、スポンサーを見付けるのは難しいだろう。
しかし、これは決して、夢物語ではない。
いや、逆にしっかりした事業計画さえあれば、特定のスポンサーでなくても、銀行でも融資はしてくれるはずである。
が、その場合は、もちろん担保が必要となるだろう。
担保価値を認めてもらえるのは、一般に土地なのだが、せっかく住宅ローン返済が終わるか、メドのついた頃に、また、事業のために、住んでいる家を担保に入れる、ということは、当初の、�@小資本で、�A小リスクで、�B手堅く、という趣旨からいうと、なるべく避けた方がよいだろう。
スポンサーや融資の当てを探す前に、もう一度「リスクをおかしてまで、お金が必要か」「それほどまでやりたいことか」を問い直してみることだ。
いずれにしても、しっかりした事業計画をまとめておくことが前提である。
そうすれば、必ずしも、大きな資金を動かし、リスクをおかさなくても、提携などによって、意外に事業が具体化、実現化する可能性もある。
しかし、それはまた、別の問題を生むことも考えられる。
カテゴリー:シニア・団塊世代の独立・起業
中高年の独立自営成功の秘訣
著者の転職と会社を興したときの失敗談・成功談をストーリー風に述べられています。
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シニア・団塊世代・中高年の、独立自営成功の秘訣
自己コントロール
「形式」「体面」にこだわらないこと
生活資金を確保すること
コネに頼らないこと
独立自営成功の秘訣として、自己コントロールをあげた。
独立自営に限らず、どのコースを選んでも自己コントロールは必要なのだが、何しろ、独立自営となれば、タイム・カードはないし、遅刻しても、休んでも、だれも文句をいう人はいないのである。
これほど、自由な稼業はないように見えるのだが、まわりからの制約がないと、すっかりタガがゆるんで、生活全般がおかしくなってしまうおそれもある。
それでは、規則正しい生活を送っていればよいか、というと、そうも行かないい。
何しろ、自営業者にとって「開業当初は、勝負どころ」だからである。
以前書いた記事の中で、「大手が回り切れないところで小回りをきかす」といったのだが、たとえば、開業当初にせっかく、問合せや注文が来ているのに、「休日だから、時間外だから」と大手と同じようにやっていたら、せっかくのチャンスを逃すことも十分考えられる。
他人(大手)が休んだり、遊んでいる間こそチャンスなのである。
つまり極端にいえば二十四時間態勢でのぞむくらいの情熱が必要なのである。
そうはいっても、生身の人間だから、一人で、二十四時間働くわけには行かない。
そこで、独立自営する人にとって大切なことは、
妻をはじめ、家族の理解と協力
ということになる。
現に、私の知る限りでは独立自営に成功した人は、例外なく、妻と家族の協力が得られた人である。
そしてこれは、具体的には、第二の秘訣、
「形式」「体面」にこだわらないこと
ということに深くかかわって来る。
独立開業当初は、知名度もなく、新規ユーザーの開拓に当たらなければならない。
その際、こちらのことを知らない見込客は、「資本金はいくらで、従業員は何人でオフィスはどこで」ときいて来ることがよくある。
そのような時には、「体面にこだわりたくなる」ものである。
しかし、多数の従業員を雇い、広いオフィスを構えても、それをまかなうだけの売上げが上がらなければ、経営が苦しくなるのは当たり前である。
とにかく、軌道に乗るまでは、体面にこだわらず、人件費、固定費は、できるだけ切り詰め、その分を家族の協力でカバーして切り抜ける、くらいの心構えでのぞむべきである。
これには、第三の秘訣、
生活資金を確保すること
が深くかかわって来る。
このように、独立開業に当たっては、家族の協力を求め、まさに、背水の陣でのぞむことが必要であるが、そのことと生活とは切り離して考えるべきなのである。
というのは、仕事が軌道に乗らず、売上げも思うように上がらないからといって、生活費まで注ぎ込むことは望ましくないからである。
そこまでやると、公私のけじめがつかず、「自分の事業計画のどこがまずかったのか」もはっきりしなくなってしまう。
そのしわ寄せを生活費の方へもって来るようでは、肝心の事業を軌道に乗せることさえおぼつかなくなるからである。
それに、「生活費が足りないから」といっても、だれも融資はしてくれない、つまり、どこにもお金の出所がないからである。
だから、できる限り、生活費は確保し、仕事上のつまずきは、仕事上の計画のたて直しで、カバーするようにしないと、どこまでも「ジリ貧」で、結局、すべてがうまく行かなくなってしまうであろう。
生活費の分まで事業に注ぎ込み、生活にしわ寄せが来るようでは、気分的にも惨めで、追い詰められて、いいアイデアも浮かばなくなってしまうはずである。
独立自営成功、第四の秘訣は、
コネに頼らないこと
である。
独立当初は、お客も少ないし、どうしても個人的なコネ、縁故に頼りたくなるものである。
しかし、そういうコネに頼っても、一時的な受注は確保できるが、リピート・オーダーを期待することは難しい。
なぜなら、相手は、義理やお付き合いで、一回は注文をしてくれるかもしれないが、二度、三度と、義理で注文をくれる人は、ほとんどいないからである。
コネで受注すると、その時はいいが、二度、三度と受注できなくなった時、急激に売上げはダウンするだろう。
そうなると、もう、どこへ行ったらいいかわからなくなってしまう。
それよりは、当初は、辛くても、コネなしで、顧客を開拓する。
そこで得たお客は、本当に喜んでくれたら、あなたに代わって売上げ拡大に貢献してくれるはずである。
こういうシンパ、ファンを一人、二人とふやして行くことである。そうして行けば、コネが生きて来る。
つまり、プラス・アルファの力として期待できるのである。
以上の四ヵ条を肝に銘じて、しかも、「楽しんで仕事をすること」に心がければ、必ず、事業は軌道に乗るにちがいない。
カテゴリー:シニア・団塊世代の独立・起業
中高年に人気のコンサルタントの職種
1章 未経験者ステップアップ成功の方法―ヘッドハンターだけが知っている転職の秘策(「未経験者」なんて存在しない/応募資格「経験3年」は未経験OKのサイン ほか)/2章 キャリアに負けない能力を知る―企業が評価し欲しがる人材の中身(求人のある資格、努力とお金が無駄になる資格/職種チェンジには“適齢期”がある ほか)/3章 自分の可能性をアピールする方法―能力だけでは難関を突破できない(採用現場から導き出したアピールのコツ/欲しい人には採用担当者からウラ情報が流れる ほか)/4章 ドラマチックなビジネスライフのすすめ―成功するキャリア地図の描き方(「好きな仕事」を面白くて稼げる仕事にするには/営業・マーケティング系キャリア地図―外資系で“最先端”を学べ ほか)
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中高年ホワイトカラーが安易に飛びつきやすいのが、経営コンサルタントなどの職種である。
先輩や知人で、大した実力もなさそうなのにけっこう繁盛しているような人もいる。
「あいつ(彼)ができるなら、私だって」と考えがちである。
関連会社の経理や営業面の指導、管理などを担当していた人は、キャリアを生かして、独立開業できると思い込んでしまう傾向もあるようだ。
ところが、やってみるとわかるのだが、はたでみているほど楽なものではないし、「電話一本、机一つ」あればそれで仕事になる、というものでもないのである。
あるいは、多くの人は、公認会計士、税理士、社会保険労務士など国家資格さえとれば、それで早速独立開業できると思い込んでいることがある。
が、これもまちがいのもとである。
資格にチャレンジすることは悪くない。
これについては、改めてとりあげるつもりである。
が、「資格をとったら即メシが食える」などという甘い考えをもってはいけない。
というのは、有力なお客はみんな大手、先発に握られている。
その中に入って、ユーザーを獲得するのは大変なことなのである。
国家資格をとりたてのタダの人が、紹介もなしにたずねて行って、それだけで、大切な経理や税務や人事などについて相談したり、一部の仕事をまかせてくれる会社や商店があるか、と考えてみれば、答は自ずから明らかである。
だれかの紹介も必要であるだろうし、紹介者がいたとしても、よそのコンサルタントよりどこがすぐれているのか、どんなメリットがあるのか、説得力がなければ、納得させることはできないだろう。
コンサルタントといっても、総務、経理、人事、製造、販売、資材、研究開発、技術等々それぞれの分野がある。
人事をとってみても、人事、組織、労務、福利厚生、能力開発(研修)、人事考課等多岐にわたって宣企業内にそれぞれ担当者がいて、それなりの専門知識、技能をもっている。
それらの人々を指導したり、助言するには、「プロとしての実力」を必要とする。
どこに焦点を絞るか、何を自らの存在価値として売り込むか、工夫や作戦が必要なのである。
カテゴリー:シニア・団塊世代の独立・起業
フランチャイズに参加する
米国のレストラン・チェーン産業におけるマネジメントの実態を調査・解明することで、従来の組織理論を超える「複合形態」論が主張される。
現代組織のゴーイング・コンサーン化に必須な「自己補正力」と「自己再生力」は如何にして創出されるのか。
具体的な事例が豊富に展開されるハーバード・ビジネス・スクール出版会の秀逸な経営書。
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会社に、このような制度がある場合は、大いに活用すべきだと思う。
また、このような制度がない場合も、積極的に上層部に働きかけて、のれん分け、分社経営の道を開くように努力すべきである。
私の経験では、どうも、このようなチャレンジ精神の旺盛な人は少ないようであり、会社から働きかけがあっても、乗って来る人は少ないようだ。
だれか一人、この制度に乗って、代理店などを成功させると、後へ続く人がふえるかも知れない。
会社関係にこのような制度のない人は、外部に、そういうチャンスを求めるのも一つの方法だ。いわゆるフランチャイズ・チェーンに加盟するわけである。
フランチャイズ方式は、のれん分けほど「親子」の間が親密ではないが、「何か商売を始めたいが、ノウハウがわからない」という人にとっては、仕入れから販売まで本部が指導してくれる点は頼りがいもある。
ただし、これにもいろいろなチェーンがあり、小資本で手軽にできるものから、不動産の提供やかなり多額の資金を必要とするところなど、それぞれ事情は異なる。
また、同じチェーンでも、最近急速に業績が悪化しているところもあり、そうなると、「もっと資金を出せ」「在庫を引き取れ」等々の圧力をかけて来る本部もあるようだ。
そのあげく裁判沙汰になったり、本部が解散したり、あるいは逆に、フランチャイジー(加盟店)の方に自殺者が出たり、トラブルが少なくないものもある。
事前にフランチャイズ本部の説明をよく聴くことはもちろんだが、場合によっては、先方のいい分だけを信用せずに、地域の消費者センターなどへ問い合わせて、悪質なフランチャイズをチェックすることも必要であろう。
いずれにしても、中高年の独立自営は、�@小資本、�A小リスク、�B堅実、をモットーにすべきことはもちろんである。
しかし、堅実、小資本であれば、それだけ、利も薄いのはいたし方ない。
目先の欲に惑わされ、かえって身ぐるみはがされる、ということもあるから、あまり欲張るのは禁物である。
独立自営といってもいろいろな形があり、、かえって人に使われて不自由な思いをするよりも、思い切ってやってみると、意外に楽しいこともある。
こわがっていては何もできない。
だが、くれぐれも、甘い夢はもたないよう忠告しておきたい。
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中高年の独立起業
著者の転職と会社を興したときの失敗談・成功談をストーリー風に述べられています。
これから独立・企業をお考えの方には、中高年のみではなく、あらゆる年代の方に非常に参考になると思います。
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あちこち転職情報を探して、シニア・団塊世代の転職、就職が厳しいことがわかると、「果たして再就職できるのか」「再就職した方がいいのか」という不安も生じて来るであろう。
その通りである。
特に、不況が長びき、若い人でさえ就職が難しくなっている今日、焦って不本意な転職をすることはあまりおすすめできない。
無理な妥協をして転職をしたところで、長続きはしないのである。
とはいえ、年金支給開始年齢の60〜65歳までには、かなり年月があるとすれば、その間どうやって生活を支えるか当てもない、となれば、何か収入の道を考えなければならないだろう。
一つは、収入はなくても、ある程度の期間は過ごせる力を貯えることである。
この「力」とは、貯蓄という意味もあるが、それだけではない。
「時間の過ごし方」も含まれるのである。
長い間、「会社、仕事」で、追われるように過ごして来た中高年ホワイトカラーが、長い間慣れ親しんだ職場を離れ、新しい仕事も見つからないまま、することもないということになった時、精神的に老け込むことは大いに考えられる。
したがって、
仕事以外に、どう時間を過ごすか
という問題は、「仕事を見付ける」という問題にまさるとも劣らない大切なテーマである。
そこで、もし再就職が難しいということになったとしたら、発想を転換するのも一つの手である。
どう発想を転換するかというと、
この際思い切って、自分一人で何か収入の道を考えるということ
である。
「独立自営」というと、長年会社勤めをして来た人には、何か大変難しく、危険なことに感じられるものである。
もちろん、やり方次第では非常に大きなリスクを伴うこともある。
しかし、それはまた、やり方次第では、決して不可能なことではないのである。
はじめから「できない」とキメ込むことの方が、むしろ不自然なのである。
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「のれん分け」で起業する
団塊世代よ、老後を甘く見るな。
せまりくる絶望の老後を生きぬくには、横並びの意識を捨て、大切な自分のお金を守ること。
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以前の記事で、「自営」にもいろいろある、といったが、たとえば「のれん分け」は、むしろ社命で出向、転職するのと大してかわらない手堅さと気楽さで実現する独立自営の形である。
昔から大店といわれるお店では、ある一定期間の奉公が終わり、それなりの力もついた人には、世帯をもたせたり、支店の経営をまかせたりするほか、独立した店をもたせるのれん分けという制度もあった。
このシステムだと、大店の方では、自分の息のかかった店がふえて行き、大店に対する忠誠心をもった信頼のできるブランチ、チェーンができる、という大きなメリットがあった。
また、独立させてもらった方も、大店の傘下で、扱い商品も慣れたものが扱え、すぐに商売を軌道に乗せることができる。
資本も自己資金だけでなく、大店から若干援助もしてもらえるなど、全く自分一人で店を開業するのとはくらべものにならない位心強いものがあったにちがいない。
この「のれん分け」のよさを生かしている会社は現在もかなり見られるし、これからますますふえるものと思われる。
関連事業という形で、一種ののれん分けが行なわれているわけだ。
それは、販売のほか、サービス、物流、製造などの分野でも幅広く見られる。
従来の経営、事業、商品に行き詰まりが見られ、特に中高年ホワイトカラーの人件費が負担になりはじめた企業では、新規事業の企画段階から、分社経営の希望者を募り、資本金の一部を出資している会社もあるようだ。
損害保険、生命保険の業界ではかなり古くから、代理店制度が普及しており、這期間研修を受講した後、代理店として独立し、営業活動を展開している人も大ぜいいる。
いずれの場合も、採算がとれるか、業績が伸び収入がふえるか否かは、本人の努力次第である。
業績が上がらなくても、一定の収入が保障されていた、これまでのサラリーマン生活とは、勝手がちがうことは確かである。
しかし、これまでも、真面目に、基本に忠実にそれなりの努力を重ねて来た人にとっては、それほどの違和感はないのがふつうである。
むしろ、「努力がそれなりに報われる」という手応えがあって、「これまでよりも、働きがいがある」と感じられる人もいるはずである。
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