働いているからこそ趣味を楽しめる
1章 未経験者ステップアップ成功の方法―ヘッドハンターだけが知っている転職の秘策(「未経験者」なんて存在しない/応募資格「経験3年」は未経験OKのサイン ほか)/2章 キャリアに負けない能力を知る―企業が評価し欲しがる人材の中身(求人のある資格、努力とお金が無駄になる資格/職種チェンジには“適齢期”がある ほか)/3章 自分の可能性をアピールする方法―能力だけでは難関を突破できない(採用現場から導き出したアピールのコツ/欲しい人には採用担当者からウラ情報が流れる ほか)/4章 ドラマチックなビジネスライフのすすめ―成功するキャリア地図の描き方(「好きな仕事」を面白くて稼げる仕事にするには/営業・マーケティング系キャリア地図―外資系で“最先端”を学べ ほか)
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誰しも趣味を持っています。
それぞれが、その趣味を大いに満喫したらいいのです。
ただし、中高年の趣味は、働くことがベースにあって、はじめて楽しむことができる習性が身に付いています。
これは理屈ではなく、そうなっちゃっているのです。
私の友人で、ゴルフが好きな中高年がいました。
退職したら、時間が十分あるので、毎日ゴルフを楽しむといっていました。
やがて彼は定年を迎え退職し、希望通り、毎日ゴルフにいける身分になったのですが、なぜかゴルフが楽しくなくなったといい出しました。
仕事の合間に、忙しいスケジュールを調整して出かけるゴルフが一番楽しかったというのです。
彼は、それでも再就職しませんでした。
やがて、仕事もないゴルフにもいかないボーッとした張りのない生活をおくるようになってしまいました。
欧米人は、若い頃から、カミさんと食事を楽しんだり旅行にいったり趣味を楽しむ生活を仕事より優先するよう心がけていますから、
退職するや家族中心・趣味中心の生活にすぐに移ることができます。
しかし、日本人の今の中高年は、働くことがベースにあって、はじめて趣味が楽しめる習性が身に付いているのです。
これは、恥ずかしいことでも何でもなく、本人が楽しいわけですから、それでいいと思うのです。
それを無理して、先の中高年のように突然ゴルフ三昧の毎日にあけくれると、習性と違う趣味がはじまったわけですから、なぜか楽しくない、ということになるのです。
夜行性のフクロウが、何を思ったか、突然、これまでの習性を変えて昼間飛び歩くようになったと一緒で、痛快な人生がおくれるはずがありません。
趣味というのは、習性にしたがう自然体が何よりなのです。
家庭サービスも一緒のこと。
中高年になり職を失った(定年やリストラなどにより)後、再就職しないで家でじっとしはじめるものですから、家庭内のリズムがこわれ、「ぬれ落葉」だとか「俺付いていく族」などどいわれてカミさん連中から煙たがられるのです。
再就職をはたしますと、生活のベースは働くことにあるわけですから、習性にしたがって趣味を満喫しながら、また家庭内のリズムも保ちながら、中高年の世代を通過することができるのです。
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