中高年についての暗い報道に惑わされない
著者の転職と会社を興したときの失敗談・成功談をストーリー風に述べられています。
これから独立・企業をお考えの方には、中高年のみではなく、あらゆる年代の方に非常に参考になると思います。
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中高年の仕事について、毎日暗い報道が、テレビ、新聞、雑誌で繰り返されています。
失業率は4%を超えアメリカを逆転、特に中高年の失業率は高い。
さらに「リストラ」「つのる雇用不安」「うつ」「ノイローゼ」といった言葉が付け加えられます。
それは、事実を報道するというマスコミの立場を考えるとやむをえないでしょう。
しかし、報道の威力は実に恐ろしい。
人間の行動を、遮二無二、支配してしまうこともあるのです。
日本の経済は、先行き不安という度重なる報道も一因となって個人消費は縮小し、すっかり冷え込んでしまいました。
アフリカのルアンダ共和国では、心ない放送��千里の丘″によって心をあやつられた民族が大虐殺を繰り広げました。
中高年の中には、これらの例のように、毎日の暗い報道によって、気持ちがすっかり萎縮し、「再就職など、とても無理……」と思い込み、じっと家に引き込んでしまう方も多いのです。
私の友人にも、そういう方がいます。
マスコミによって報道される数値が、そのままの数値で、しっかり頭にコビリついていますから、定年退職するや再就職は無理とあきらめ、働きたいという気持ちはあるのですが、金縛りに合ったように身体が動かないのです。
再就職を目指す中高年は、まず、これらの報道一切を��対岸の火事″つまり自分たちには関係ないことだと思うことです。
ある朝テレビを視て暗い数値に幻惑され「再就職など、とても無理……」と思い込むと、それまでの苦労が水の泡となってしまうではありませんか。
総務庁の資料によりますと、中高年(55歳以上)が失業している理由の第1位(46%)は年齢です。
これは、その中高年が、転職を希望しているからだと思います。
転職は、前にもふれましたが、年齢制限が厳しく、中高年にはほとんど無理なのです。
かりに、その中高年が、縦の移動の中高年の再就職へと転換すれば、年齢制限は著しく緩和されますから、その中高年のほとんどの方が、仕事につけるのではないかと思います。
また、第2位(17%)は仕事の種類です。
これは、その中高年が、相変わらず仕事の質にこだわっているからだと思います。
かりに、その中高年が、職場は自分の志を実現する場所で、あまり仕事の質や収入にはこだわらないという意識になれば、この17%は大幅に下がると思います。
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