中高年・シニア世代こそ、蓄積された知性を発揮すべき
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最近一部で大流行の超早期教育は、まだ、脳が末形成の二、三歳から、極端な場合には0歳から脳にどんどん刺激を与えることによって、子どもの能力はぐんぐん伸びるのだということをうたっています。
今の日本が学歴社会(学校歴社会)であることは、誰しもが認めるところでしょう。
そこで生き残るためには、一日でもはやく子どもの教育に取り組むことが大事だ、スタートが勝負だといった意識があって、超早期教育が母親の本音をくすぐっているようです。
社会に出て二〇年にもなる者の目からみれば、学歴なんてあまり問題ではありません。
どうして、そんなことにあくせくするのかといった意識にもなろうかと思いませんか。
ただ、ため込んだだけで使われることのない死んだ知識など、ほとんど意味はありません。
若いころは、時代の流行、トレンドにいかに敏感であるかが第一の価値をもち、いわば、感覚、感性で勝負といった具合でした。
しかし、感性だけがすべてではありません。
いろいろな情報の意味を正確にとらえ、それらを組み合わせ、そこから新たな意味を発見し、それらを行動、決定に生かしていくといった高度な情報処理は、知性あってこそできるものなのです。
中高年・シニア世代こそ、蓄積された知性を発揮すべきときではないでしょうか。
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